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舞台感想 宝塚歌劇雪組公演 彩風咲奈ドラマティック・リサイタル ALL BY MYSELF

咲ちゃんのリサイタルに行ってまいりました。
トップスターのリサイタルって本当にチケットが取れない!!
もちろん、友の会はグリーンホールもNHKホールも全滅!
どうすればよいだろうか?

会チケットとか生徒席とかを頼めるあてもない。
どうしようかな~と考えているところに、阪急交通社貸し切り公演の案内が来ました。
清水の舞台から飛び降りた気分で、SS席に宿泊がセットになったお高いチケットを申し込んでみました!!!

でも今回のリサイタル、あとからチェックしてみたらチケトレでも出品されていて、意外と手に入りやすかったのかしら……
阪急交通社でも、何度も申し込み案内が来ていたので、あれ?宿泊なしのチケットでも当たったのかしら?とちょっぴり後悔したのですが、
やはり、SS席は格別ですなあ~
ま、高いっちゃ高いんですけれど、阪急交通社さんを儲けさせてあげるのなら、まあ、いっか。

ハンキュー、サンキュー
貸し切り公演のコールはこれでしたね。

さて、野口先生のストーリー仕立てのリサイタル。
ネタバレありです。ご注意下さい。

冒頭、音楽学校のポスター「あなたが誰かの夢になる」の幼さの残る咲ちゃんの映像が映し出されます。
「ほおっ」っと会場から小さなため息が漏れました。
そして、咲ちゃんの様々なお役の映像が映し出されると、冒頭10秒で目頭が熱くなるの……もう、泣くか?
場面はスノーガーデンシアター前でトップスターミスターブルームを待ち焦がれる人々が歌い踊り、とある場所から咲ちゃん登場!!!
きゃあっ! 
そして、ミスターブルームの人生を本にしたいという編集者が現れ、ブルームの人生を振り返っていくという流れです。
編集者役の華世京さんが、インパクトのあるコミカルな演技で楽しいです。
まずは、新人時代。
蛍光カラーのお魚ロケットは印象的な初舞台ロケットだと思いますが、あれが再現され、最後にお化けあんこうも出てきて咲ちゃんが退治します。
注目され、抜擢されるのですが、新公主演に悩む咲ちゃん。
「ソルフェリーノ~」と歌に苦労する咲ちゃんが先生の指導で徐々に壁を乗り越えていきます。
変なお笑いシーンもなく、お祭りマンボなど和のシーンも取り混ぜながら、懐かしい歌やダンスが繰り広げられ、一幕最後は「海の見える街」
咲ちゃんが黄色い衣装を羽織った瞬間、会場のボルテージも上がります。
「海の見える街」大好きなので、もう一度見ることが出来て嬉しかったです。

話は前後しますが、私は下手前方席だったので、案内係の眞ノ宮るいさんがすぐそばを通って登場した時には、きゃあ!でした。
私、彼女のダンスが好きなので色々見られて幸せでした。
特に、日替わりのリベルタンゴ。
咲ちゃんの相手役は、眞ノ宮さんが女役で登場! 技術の高いダンスが繰り広げられて堪能しました。

二幕前の画像はこちら。色が変わると印象も変わります。
最近は、画像が綺麗で見ていて楽しいですね。

オデッセイも思い出の作品として、色々なシーンが再現されましたが、華世京さんとの「囚われの王妃」のダンスも再び見られて幸せでした。
オデッセイの頃より華世京さんが、一層濃厚な王妃を演じていて、ああ、月日の経過とともに、下級生もどんどん大人になっていくのだなあって感じます。
そして、咲ちゃんの背中を見て、華世京さんもより成長して、バトンをつないでいくのだろうなあって、感じます。

下級生もあちこちで活躍しているので、あの子誰? ときょろきょろ。
咲ちゃん表紙のおとめを早く買わなくっちゃ!
今回の雪組は、三つに分かれての公演だから下級生たちも活躍できて、良い経験になるだろうなあって思います。

公演グッズのTシャツやパーカーを着ておられる方も多かったですね。
私は、緑のワンピースを着ていきましたが、グリーン系のお洋服の方も多かったです。全組観劇する私は、最近、組カラーを意識して服を買ったりするんですよね~ 黄色!とかピンク!とかでも年甲斐もなく買っちゃう~
一度しか観ないけど、SS席で手ぶらはあかんやろ!と思って、公演グッズ、私はペンライトとフラッグを購入しました。

これ、正解です。
タオルも皆で踊るシーンがあるのであればより良い。でも、ペンライト振りながらまねしていても全然OKでした。
でも、フラッグは振り付け講習もあるし、使うシーンが長いので、絶対お持ちになることをお勧めします。
一緒に踊るって、楽しいですからね。
野口先生は、こういうグッズ使いがお上手だと思います。

もう、本当にあっという間に終わってしまいました。
本当に楽しかった!!

そして、咲ちゃんの姿を下級生たちがしっかり目に焼き付けて、次のスターへと育っていくだろうなあっていう期待を持つことができました。
こうした、伝統の継承こそが宝塚の魅力。
辛い思いをしたり、涙したりしながら、自分の前に立ちはだかった壁を乗り越えていくタカラジェンヌたちの姿は、観客を元気づけてくれます。

いや~ 本当に観に来てよかった!
満足、満足です。

ところで、相模大野って場所に来たのは初めて。
小田急線に乗るのも本当に何十年ぶり。完全おのぼりさんです。
会場の前には公園があって、少し散歩してみました。

ランチは、駅に近いイタリアンガーデンというお店でピザを頂きました。
美味しかった~

夕食はジャンティクというお店でおじやを食べようかな~と思っていったのですが、おじやはSOLD OUTとシールが貼られていて、もうやっていないのかも……元々はオジヤンカフェというお店だったらしいのだけど……
なので、コロッケとから揚げの定食を頂きました。
アンティークなお店の雰囲気と流れている音楽がオシャレなお店でした。

せっかく、関東に来たのだから、二日目も何か観劇して帰ろうと思って久しぶりに劇団四季のチケットをとりました。
ということで、翌日は、舞浜アンフィシアターです。
感想はのちほど。

過去の舞台感想はこちら
宝塚歌劇 舞台感想まとめ|おとぼけ男爵 (note.com)

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宝塚OGさん出演 舞台感想まとめ|おとぼけ男爵 (note.com)

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