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足りないものを追わない選択

いつも、「足りない力」の方に、目がいっていた。

足りないと思うから「もっと努力しなくちゃ」「スキルアップ!」「勉強しよう」、、、「足りない→もっと力をつける」。

が、オリンピックを観ながら、実力差がほとんどなくても、勝つ人と負ける人がいる不思議は何だ?と思い始めた。さらに言えば、試合の日に今まで以上の実力を出す人がいるのは何なんだろう。

そう思いだしたら、色々調べてみたくなった。

最初に読んだのは、「整える習慣」小林弘幸著 

“Mr.自律神経”医師の小林弘幸先生の本。本屋さんに行った時に偶然目にとまり「どうぞどうぞ」✨と輝いていた。こういう出会いははずれない。(後でAmazonを見たら、ベストセラーじゃないか。そりゃあ、私の目にもとまる場所にあるさ。もう読んでいる人も多いカモ、コロンブスたまごみたいに言ってごめんなさい💦)

本には、一流のスポーツ選手のコンディションアドバイザーをされている、小林先生だからわかる例が役に立った。

スポーツ選手の共通している課題は、「実力をつけること」だけでないこと。

その大切さと難しさを痛いほど知っているのは「今の自分の実力を100%発揮する」こと。えっ、そこなの?

そもそも、スポーツの世界には3つのトレーニングアプローチがあるという。

1.ストレングス =スキルアップ、実力アップを目指したトレーニング

2.ケア=ケガした箇所を治したり、従来のパフォーマンスが発揮できるようにリハビリするなど「マイナスをゼロに戻す」トレーニング

この二つももちろん、大切なのだけど、それに加えて

3.コンディショニング=持ってる力を100%に近く発揮するために状況を整えるトレーニング

が大きな課題なのだ。

1や2には目がいきやすいが、この「自分の力を出しきる」というコンディショニングという意識は、、わたし見逃していた。

さらに、「コンデションを整えないこと、それは宝の持ち腐れじゃないか!」と小林先生は書かれているのだが、そもそも自分のことを「宝」とも思ってないことにも気付いた。こちらもびっくり。

じゃあ、どうしたらよいかは、小林先生の著書に出てくるのだが、その中で私は二つ選んだ。

ひとつは「毎日、自分のカラダをイキイキ」させる。
もう一つは「毎日、自分が楽しいことで、イキイキ」させる。

「何をしたら自分のカラダをイキイキするのかなあ」と、歩いたり、自転車こいだり、色々試しているうちに、YouTubeで「朝のストレッチ」を発見。いろんな人がいろんな朝の朝のストレッチをYouTubeで配信していて、その手法が色々あって面白い。さらに、どの動画でもやる同じポーズがあり、これが朝のストレッチには必須なのね、とわかってくる。

これは三日坊主、イヤ、一日坊主のわたしには飽きさせないポイントとなっている。

もうひとつ「自分が楽しいことで、イキイキ」は「毎日、自分が楽しくイキイキすることを必ず1時間以上する」ことを選んだ。自分のための時間というやつだ。私は「ドラマ」「映画」「お笑い」を観ることが大好き。今どき、TVERやらNetflixやらいろんなプロバイダーがあるからコンテンツには事欠かない。(私のやっているラジオ「オトハルラジオ三三五五」も楽しく役に立つ!と宣伝((笑))

そして、やってみてわかったことがあった。「心技体」より「体心技」の方が効果がある。私には。

カラダを喜ばしたらとココロも喜ぶ、ココロを喜ばせたら、力を付けていける力が自然に付く。そんな循環を感じている。

春が近付いたら、こんなことまで気が付くのね。暖かくなるって、カラダもココロも喜ばすものなんだ、とちょっとうれしい発見でした(^^♪




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