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読者アンケート企画/初夏に聴きたい音ゲー楽曲を教えて!(前編)

皆さんこんにちは、月刊オトモ編集部です。
今回はオトモ至上初の試みで、皆さんから募集した「初夏に聴きたい音ゲー楽曲」をご紹介していく、投稿型企画の記事となっております!

2023年5月5日~6月5日の一か月間投稿を募集したところ、ありがたいことに40件以上の投稿が集まりました! 投稿して下さった皆さん、改めて本当にありがとうございます!
また予想よりたくさんの投稿、コメントをお寄せいただいた結果すごいボリュームになってしまった為、記事を前後編に分けてお届けすることにしました。本当にありがとうございます……!

それでは早速、投稿していただいた楽曲やコメントをご紹介していきます。
まずは複数の方から曲名を挙げられていた「鉄板ソング」と言える楽曲を見ていきましょう。

■Flying soda

Artist/猫叉Master feat. 林ももこ
収録機種/REFLEC BEAT、jubeat、DANCERUSH STARDOM

☆投稿いただいたコメント
・歌詞を見ると「灼熱 ダンスを踊ろう」とあり、真夏の雰囲気もありますが、イントロ部分の盛り上がりや音づくりも、夏への期待感を高めてくれる気がして大好きです。少し甘めですっきりしたソーダを飲む時の、あの感覚を思い出させてくれます。(ときみ)
・初夏というか汗ばむ夏に。一瞬だけ汗ばむ体がカラリとする、不思議な音作りがされてる気がする。失恋ソングなような気もする。(げであえ)

☆編集部より
・「初夏」と聞いてこの曲を思い浮かべる方が多かったのか、たくさんの方から投稿されていた人気楽曲でした。曲全体の雰囲気やソーダというモチーフも初夏との相性が良い、納得のチョイスです。(矢澤)
・リフレクの夏だいすき! アルバム版もすき! この曲の歌詞のことは無人島とかに遭難したひとのはなしだと思ってました。編集長に思想だねと言われました。(ぬのじ)

■マリンドライブ

Artist/Oh,la,la!
収録機種/ポップンミュージック

☆投稿いただいたコメント
・湿度の高い、何の用事もない初夏の午前中に聴きたくなります。曇りだとなお良いです。ちぐはぐに連なり重なる各パートが季節の変わり目のグラグラした体調に心地よく合っている気がします。(みみ)
・ピアノの心地よい音が初夏の日差し、おでかけのわくわくさ、心地よさを表現している気がします。「タルトタタンにシナモンかける早めに」のところがオシャレでとても好きです。(アズマヤ)

☆編集部より
・こちらも複数の方から投稿されていた楽曲。爽やかさと少しのアンニュイさの両方を感じられる雰囲気が「初夏」というワードにピッタリです。(矢澤)
・きだしゅんすけ作曲、どこか不安定な歌声で繰り出されるオリーブ少女な世界観。まさに狭間の季節を思わせます。(市村)

■In The Breeze

Artist/96 & Sota ft. Mayumi Morinaga
収録機種/beatmania IIDXなど※(多機種連動楽曲)

☆投稿いただいたコメント
BEMANI SUMMER DIARYといういかにも夏! なイベントタイトルで、最初の解禁曲でした。毎日絵日記を書いていたのももう8年前になるんですね… 夏の始まりのような爽やかなメロディーが何年経っても忘れられません。夏の曲はたくさん思いつくのですが初夏となるとこの曲しか思い浮かびませんでした(笑)(どどすこ)
・こんなん、こんなんもう全員挙げるやつや……! と呻きながらの選曲になります。
実際、編集長に初夏と言われてから、もうこの曲の事しか考えられなかったと言っても過言ではございません。楽曲の初報と初出を、込み上げる様な熱気の予感と共に克明に思い出せる楽曲のひとつです。
でも初夏って大体6月までだったかもしれない。私は北の国の者なので、7月の曲は初夏なのです。
バンド・シンセサウンドがマッチするハイブリッドスタイルは、スウェーデンのスリーピースバンドDirty Loopsにより影響を受けたものだそうです。彼等のオリジナルデビュー曲"Hit me"のイントロを聴いてなるほど! になったり、In The Breezeの96ちゃん的構成に思いを馳せたりしたのも、割と最近の出来事だったりします。色んな曲を改めて好きだなあと思う時間、大事ですね。(ぬのじ/オトモ編集部)

☆編集部より
・編集部であるぬのじさんの激なが推しコメントにちょっと笑いました。王道&王道の爽やか初夏ソングですね。好きな機種で遊ぼう!(矢澤)

■Driving Story

Artist/Duca
収録機種/CROSS×BEATS、crossbeats REV.

☆投稿いただいたコメント
・初夏の晴れた日に気持ちよくドライブしながら聴きたい曲です。曲からもジャケからも初夏の爽やかな感じがしますね(るいーに)
・CROSS×BEATSという音楽ゲームで主に収録されていたクラブミュージックや新進気鋭の版権曲とは打って変わって、伸びやかで爽やかな楽曲という新たな路線がこの曲で始まった
・心が澄んでいくような音楽、前向きな気持ちにさせてくれる歌詞、青空に浮かぶ飛行機雲を描くジャケット、Driving storyという曲名が全て完璧にマッチしている
・MASTER譜面の音取りに納得感が深く、かつCROSS×BEATSでしか味わえない譜面配置の個性も際立っており、いつ遊んでも楽しい
・CROSS×BEATS、移植先のcrossbeats REV.の両方がサービス終了してしまったが、後者は各地でオフライン稼働しており今でも遊ぶことができる(Dirty Mouthマン)

☆編集部より
・この楽曲は強火で推している勢力がいるのか、CROSS×BEATSファンの方から複数のアツい投稿が寄せられていました。ありがとうございます。(矢澤)
・聴いた途端にmaoさん! maoさんじゃないか! と叫びました。別名義でした。(ぬのじ)
・確かにクロスビーツ曲は結構堅実な音楽を取り揃えている印象がありました、意表を突いてひときわ輝く素敵な曲ですね!(かりんとう)


ここからは「私が考える”初夏”の解釈はこれじゃ!」コーナーです。
今回の企画では本当にたくさんの投稿をいただいたのですが、予想より挙げられた曲にバラつきがあり、皆さんの中にそれぞれの「初夏」があるんだな……と感じられました。そもそも住んでる地域によって「初夏」は異なるのでは? と募集開始してから突っ込まれたのですがそれはそれです。

■まっさら

Artist/natural bear
収録機種/ポップンミュージック、KEYBOARDMANIA

☆投稿いただいたコメント
・萌える若葉のような爽やかで純粋な歌声と夏を想起する歌詞が好きです。(山野こや)

☆編集部より
・誰しもがそれぞれに抱いている「あのころの夏のはじまり」を想起させる曲だと思います。心景描写が補完されて切なさの増したロングバージョンも必聴。(市村)

■Raining Sunshine

Artist/Nina Lee Kaminsky
収録機種/GITADORA

☆投稿いただいたコメント
降り注ぐ日差しの中お買い物。アイスクリームも欠かせない。そんな爽やかな曲です。テンポも心地よく、毎年夏の散歩にはお供にしています。少し脱力感のある歌声と爽やかな明るい音の世界がマッチしていて、サビが非常にキャッチーなのもおすすめポイントです。(ミドリ)

☆編集部より
・良曲揃いのギタドラV4の中でも、ひときわ明るくきらめく英詩ポップス。千本松仁(作曲)×Thomas Howard Lichtenstein(作詞)という貴重なコンビは、初期ギタドラ文脈的にもグッと来ることでしょう。(市村)
・Bメロもサビも好きです。ギタドラの持つ爽やかさは移り変わりが輝く季節によく似合いますね。(ぬのじ)

■LEMON&SALT

Artist/小野秀幸×96×肥塚良彦
収録機種/GITADORA

☆投稿いただいたコメント
タイトル、曲調、ムービーすべてが爽やかさに極振りされているこの曲こそ、初夏に一番聞きたい音ゲー曲だと思います! 公開時期も5月中旬と、僕の住む地方だとちょうど暑くなり始める時期だったので、より初夏のイメージが定着しています。大好き。(アズニィ)

☆編集部より
・楽曲自体はもちろんのこと、オシャレなムービーも印象的な一曲です。カラッと晴れた暑い日にピッタリ!(矢澤)
・気怠さの中に心地よく刺さる清涼を持つ楽曲だと思います。水分補給も忘れずに。(ぬのじ)

■サケビノミドリ

Artist/猫叉Master
収録機種/ポップンミュージック

☆投稿いただいたコメント
猫叉masterさんの自然を感じる楽曲の中でも、春が終わり新緑が生き生きとしてくる力強さを感じます。(匿名)

☆編集部より
・「初夏」という季節の中でも、特に春が過ぎ去った直後の日差しが少し強くなってくるタイミングを想起させる曲なのかなと思いました。様々な初夏があります。(矢澤)
・移ろいの季節でもある初夏と、エネルギー溢れゆく情景への考察が素敵です。高まりゆく熱気の中でも風がまだ少し鋭いような、そんな感じ(ぬのじ)

■My Favorite Things

Artist/Atsuki
収録機種/GITADORA

☆投稿いただいたコメント
眩しい日差し! 吹き抜ける海風! 飛び跳ねるイルカ! な爽やかフュージョン。 若干オーバーアクションでプレイしたくなるホットなスラップベースはV6当時から大好きでした。先日の現行復活には大歓喜。(星晶 有実)

☆編集部より
・先日現行機種であるGITADORAに復刻収録されたこともあり、個人的にも記憶に新しい一曲。オシャレな夏を迎えられそうなナンバーです。(矢澤)
・ギタドラのフュージョン楽曲に外れなし。ラテン色強めなところも夏ですね。(市村)

■STAR OF MUSE

Artist/Kenji Suzuki
収録機種/GUITARFREAKS 4thMIX & drummania 3rdMIX (家庭用)

☆投稿いただいたコメント
早すぎる真夏日があったり、でもたまに明け方が寒かったり。アイスが食べたくなったり、雨に降られてお風呂が恋しくなる日があったり。本格的な夏の予感に駆け出したくなる、でも春の名残に後ろ襟を引っ張られてしまう、初夏が好きです。だからこそ真夏を真っ直ぐに感じる、裏表なしの底抜けに格好良い、この曲を推します。(市村圭/オトモ編集部)

☆編集部より
・間違いない家庭用ギタドラ往年の名曲。(矢澤)
・足並み合わせて街を歩きたくなる1曲。夏の予感を感じたいからこそ、我々は夏の曲を聞きたくなるという言葉に、とんと腑に落ちた気分です(かりんとう)

■Sunset

Artist/Alex Vourtsanis
収録機種/DEEMO、CytusⅡ

☆投稿いただいたコメント
・四季の中でも夕暮れが最も映える季節は夏だと思います。DEEMOの「Sunset」は夕暮れ時の空の美しさや空気感、しみじみと物憂い感覚を思い起こさせてくれます。あと、この曲はDEEMOでは珍しく譜面に図形ネタが仕込まれており、何度も繰り返されるサビのフレーズに合わせて譜面の中の夕陽が沈んでいきます。(一橋旭)

☆編集部より
スマホゲームのDEEMOからチョイスの一曲。物憂げながらもジャジーで情熱的な雰囲気が夏の夕暮れのイメージにピッタリです。(矢澤)
・名門・イェール大学音楽学部で学んだ米国のコンポーザーAlex Cordero-Vourtsanisが提供した、おそらく唯一の音ゲー楽曲。貴重です。(市村)
・夕焼けのイメージを持ってきてくださる方が案外多くてなるほど、と頷くこの頃です。「明日への希望や期待」を感じられるから、でしょうか?(かりんとう)

■夕焼け~Fading Day~

Artist/JAKAZiD
収録機種/beatmania IIDX

☆編集部より
・初収録作品のResort Anthemはサウンドコンセプトである「リゾート感」の多様な表現に溢れていますが、なかでも高揚、多幸、そして一匙のノスタルジーをもわずか117秒で表現したこの一曲。まさにリゾアンを代表する夏曲です。(市村)

■一夜の恋

Artist/BEMANI Sound Team"劇団レコード"
収録機種/ノスタルジア

☆投稿いただいたコメント
少し陽が落ちてきた夕方頃にベランダで聴きながら涼むと最高に気持ちいいです。お好みでアルコールやアイスクリーム、シーシャをどうぞ。(矢澤豆太郎/オトモ編集部)

☆編集部より
・この季節はギリギリ…最近は本当にギリギリですが…まだ涼しさが残る夜を過ごすことになるでしょう。そんな日にぴったりの曲ですね(かりんとう)


バラエティーに富んだ楽曲が集まったのはもちろんですが、「初夏」という季節にも様々なイメージがあることが伺えました。コメントも情緒に富んだ表現が多く編集中も大変楽しませていただきました!

今回はここまでです。たくさんの投稿ありがとうございました!
後編に続きます。




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次回の更新は7月8日(土)「読者アンケート企画/初夏に聴きたい音ゲー楽曲を教えて!(後編)」の予定です。お楽しみに!