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転職して3ヵ月目 在職エンジニアと衝突

転職してはや3か月目に突入しました。

これまでは勉強勉強で、それはまぁ今も変わらないのだが少しずつエンジニアとしての経験が活かせるタイミングが出て来た。
そして力を発揮する時はやはり在職エンジニアとの衝突は回避できないもので

ソフトウェアエンジニアとして10年以上のキャリアがある

実際メーカーに来てみると、メーカーの社員はやることがとにかく多いのでバリバリのエンジニアという方は意外に少ない。その中で10年以上のキャリアを持つ自分の経験は案外活かせるのかもと感じている。(むろん、それを見越して採用されたのだろうが)

集団でコードレビューをする機会があり

今のグループでは担当者が作ったものをグループメンバー全員でレビューするという形式らしく、入社したばかりの自分にもレビューの依頼がまわってきた。
現場ではMFCという少し古いフレームワークを使用しており、MFCを触ったことのない自分はそこで苦戦するかなと思っていたが、プログラム言語であるc++自体は10年以上触ってきたものであるので案外コードも読めてレビューもできた。
問題は指摘をどこまであげるかだ。
とりあえずここは言っておくかと思った2点をあげた。

依頼者から突っ返される

自分の指摘は少し細かいがまぁ重箱の隅をつつくようなものではなかったと思っていたので、どうなるかなと思っていたが
結果として指摘は受け入れられず、これでええんやという回答だった。
回答自体はまぁ今後の改修を見越してのものだったり、それなりに筋の通った回答だったが、裏で口頭で「昔からのやり方を踏襲しているので、そんな細かい指摘をあげられると困るのでやめてくれ」と言われてしまった。
ちなみにこの担当者の方はかなりのベテランエンジニアで、派遣で社内に常駐している方だ。

後に上司からフォローが

そんなやり取りがあり、すこし指摘の仕方がまずかったかなぁと落ち込んでいたところ上司からフォローが入った。
正直どっちかなと思った
「あの人がいうように、そんな細かい指摘はうちではあげなくてもいいよ」
と言われるか
「あの人はああ言っていたが、萎縮せずにどんどん指摘してくれていいよ」

結果としては後者だった。

初めて認められた気がした

なんでも別の先輩エンジニアが「あの指摘は細かすぎるものではなく大事な指摘です」とその上司の方に言ってくれたようだった。
たかが指摘一本だが、現場の先輩エンジニアの方に認められた気がしてむちゃくちゃうれしかった。まぁ本当に大したことない指摘だったのだが

とにかく萎縮せずに気になったことは言っていこう

正直この辺りのさじ加減は難しい。正直ベテランエンジニアの人に対しては何を言っても受け入れられない可能性もある。
ただここで萎縮したら転職してきた意味もないし、これまで信じてやってきたエンジニアとしての信念のようなものを否定することにもなる。
今回の件はその辺りを再認識するいい機会だった。

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