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転職に伴う確定拠出年金の移管をどうするか

先の転職に伴い、確定拠出型年金を移管する必要がある。
手続き的には自分では特になにもする必要がなく、会社や委託先の金融機関がやってくれる。
しかしこれまで積み立てていた資産を新しい会社の確定拠出年金の各商品(預金や債券、株など)にどのような割合で配分していくかについては自分で決めなければならない。
今回はここに頭を悩ませたので書いていこうと思う。

これまで運用していた分はすべて現金化されて移管される

まず前提として、前の会社で運用していた分は一度すべて現金化されたうえで新しい確定拠出年金へと移管される。
前の割合はすべてリセットされるのた。
そして現金化されたものを新たな会社の確定拠出年金に持っていき、株や債券などの商品にそれぞれ割り振っていくというわけだ。

新入社員で入った時、なにもわからず全額を預金に割り振っていた

ちなみに自分が新入社員で入った時、何もわからない状態でいきなり分厚い冊子を渡されて明日までに決めてこいと言われた。
ただリスクがどうこういわれてビビった自分は、こともあろうに全額を元本確保型の銀行預金に割り振ったのだ。
これでは資産が増えることはなく、インフレに飲まれて大きく目減りしていくことは間違いない。お金の数自体は絶対に減らないが、肝心なお金の価値まで考えると間違いなく減るというのがこの選択だった。

今後の運用割合とは別で決める

今後の確定拠出年金を新しい会社で運用していくにあたり、運用割合を決めたがこれとは別になる。
運用割合として決めたのは、あくまでも今後この会社で月々積み立てていく分であり、これまでの資産分とは別になる。
こちらはこれから月々積み立てられていくのでまた決め方は別になる。

ここでポイントなのは、月々積み立てられていくものと一括で大金を振り分けるものの違いだ。

今後の運用割合は外国株式を多めにしたが・・・

まず今後の運用割合をどうしたかだが、日本を除く全世界株式(インデックス)への投資を多めとし、あとは為替リスクなどを考慮して日本株式。残り10%くらい預金とした。
月々の積立てではこれで問題ないが、先ほども書いたように資産の移管ともなると大金が一気に動く。この大金をまとめて株式購入に充てるこのはさすがにリスクがあると感じた。
株式は高いときもあれば安いと時もある。
購入までタイムラグがある確定拠出年金で安いときを狙うなんて不可だし、そもそも待てない。
しかし資産運用の方針としては、やはり伸びていくであろう世界株式を多めとしたい・・・

一旦「銀行預金」商品に全振りしつつ、後に少しずつ株式にスイッチングしていく

そこで、今回の移管ではまずまとめて「銀行預金」商品に全振りする。
銀行預金であれば即マイナスということはないし、動かしやすい。
一旦銀行預金商品を購入した後、スイッチングといった商品の切り替えを行っていくことにする。ここでは銀行預金⇒外国株式といった感じだ。
これであれば株価変動のリスクを抑えることが出来る。時間はかかるが最も損が少ない形での移管ではないかと思い、これを実施することにした。

後はほったらかし

移管が一通り終われば、もうあとはほったらかしだ。
どのみち世界株式の購入なので、下がった時はほかのいずれも下がっている。商品の買い替えや売却などしても悪くなるのもわかっているので、積み立てていることも忘れて60歳を迎えれればよいと思っている。

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