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もしかしたら自分だけ?

 人からの忠告はお節介で、素直に聞けない。人って天邪鬼な生き物だね。(もしかしたら自分だけ?)

 助けてもらいたい時はアドバイスをもらいたいのに、助けてもらいたくない時のアドバイスほど鬱陶しいものはない。断固拒否したくなる。人ってそういうものでしょう? (忠告されると敗北を嫌って鉄壁の防御姿勢をとってしまうのは自分だけ?)

 素直に聞ければ可愛げもあるだろうに、素直に聞けないタチだから、つい反論してしまう。それでも気が小さいものだから、あとになって悔やんでしまう。人ってつくづくどうしようもない生き物だ。(でも、そうやってぐじぐじするのは自分だけ?)

 堂々としてようと思えば思うほど、どうすればいいのか堂々巡り。ステップに足を掛け、高みを目指しても空回り。誰よりも自分の努力は自分自身がわかっているから、ひらめきを「いいアイデア」に転換して押しつけてくる忠告はやめとくれ。
 やめとくれったら、やめとくれ。

 もしかして、忠告されないとうまく社会で立ち回れないのは自分だけ?

 猫はいい。天邪鬼でも「そういうものだから」と諦められている。

【人間は、猫には猫の苦労があることをこれっぽっちも考えちゃいない。我ら一族より、よっぽど勝手な生き物さ。人間の一方的な決めつけなど断固拒否! なんだもんね。】


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