恋わずらい*続続続続*
一番始末が悪かった話は、
結婚指輪を買いに行った時だ。
友達の紹介で、半額で指輪が買えると言う事で、
電車に乗って、出かけた。
今から思えば半額で結婚ゆびわを、買おうとするのも、
どうかと思う。
でも、別に半額だからといって指輪に、
呪いが掛かっているというのでもない。
せめて卸価格というのが、親切だと思うが、
友達は、配慮が無かった。
どこかの駅で、待ち合わせた様な記憶がある。
でも、なぜか待ち合わせの時間に、
大幅に遅れて来て、
しかも、昼間からお酒を飲んで、
赤い顔をしてやって来た。
普段は、昼間からお酒は飲ま無い。
一体全体、どういう気持ちなのか、
さっぱり意味不明の行動だ。
この時点で、一般常識のあるカノジョなら、
ぷっツンキレるなと思いつつ、
あまり一般常識があるとは、いえなかったので、
そのまま買いに行った。
が、しかし、友達の評価は、
おかしな彼氏という事で、確定した。
無理もない。
帰りの電車が、通勤帰りの人でいっぱいだったが、
一人だけ酒臭かったので、知ら無いふりをして、
離れて乗って帰った。
あそこまで、酔っぱらいにならないと、
指輪が、買えないのか、よくわから無い。
単なるケチなのか。
まリッチブルーだったのか、、。
という事で、私は、
まリッジブルーになる機会を逃した。
後から聞いた言い訳は、早く着いたので、
お酒でも飲んで、ケイキズケをしようと思ったら、
ああいう事になった、という話だ。
にわかには、信じがたい。
終わり。
最後までお読み頂きありがとうございました。
最後まで、読んで下さってありがとうございます! 心の琴線に触れるような歌詞が描けたらなぁと考える日々。 あなたの心に届いたのなら、本当に嬉しい。 なんの束縛もないので、自由に書いています。 サポートは友達の健康回復の為に使わせていただいてます(お茶会など)