神奈川県静岡市(2)

こんにちは。音羽です。いろいろと世間が騒がしくなってきましたね。今、Webラジオを聞きながら書いているのですが、聞いている番組も新規収録が休止となってしまいました。代替として過去配信分が再配信されているのですが、今はこれを聞きながらこれを書いています。

さて、前回では架空静岡市の県域が決まりました。今回は人口や市域など、市の骨格になる設定を決めていきます。

まず人口ですが、史実よりは少なくなることが確実でしょう。それで、どこまで減らすかということなのですが、神奈川県に統合されたとしても、県庁所在地である横浜まではかなり遠く、静岡に支所が置かれるのは確実です。そのため、公務就業者数の実数が大きく減ることはなさそうです。
 むしろ、企業の支店機能などが縮小する(横浜支社の管轄?)となることが予想されるので、大企業の就業者数が史実より少なくなると考えられます。現状、静岡市の300人以上の企業の就業者数は33,000人ですが、ここから県庁機能がない場合でもあまり影響しない製造業の就業者数を引きます。すると、21,000人と出ました。これをざっくりと10,000人ほど減らしましょうか。静岡市の就業者数は人口のおよそ2分の1ほどなので、これだけで総人口は2万人ほど減少します。かなりざっくりとしたものなので、どうかなといった感じですが、とりあえずは人口が66万人程になりました。
 もちろん、中小企業でも就業者は減るでしょうし、公務就業者などの人口減や、静岡市の中心性が今よりも下落し、それに関連した人口減や就業者の減少を考えると、静岡市域の人口はおよそ10万人程減少した60万人ほどと見積もるのが妥当ではないでしょうか。

さて、現静岡市域の人口が60万人となりましたが、これで静岡市は政令指定都市にはなれなくなります。そのため、清水市は存続すると考えられます。旧静岡市と旧清水市の人口割合は2:1ですので、人口20万人の神奈川県清水市(施行時特例市)と、人口40万人弱の神奈川県静岡市(中核市)が誕生することとなります。県内では藤沢や横須賀くらいの規模となり、史実の静岡市より工業都市である印象が強そうです。

清水市が分離されましたが、合併前より静岡と清水は一体的な市街地を形成していましたので、これからも静岡と清水、両方に関して考察を加えていきます。静岡都市圏というくくりも時折交えていきます。

私はこうなると思う!など意見がありましたらコメントをくださると幸いです。参考にしたいと思います。

それでは、また。

参考文献・HP(以下はすべて2020年4月27日閲覧)
・就業状態等基本集計結果(統計表)―静岡市(https://www.city.shizuoka.lg.jp/000_001743_00001.html)
・第16回静岡市統計書(平成30年版)―静岡市(https://www.city.shizuoka.lg.jp/750_000142.html#2)

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