昔与太噺 其の拾肆

白犬の右ストレートを爺の跳ね上げた左ガードが弾く。
犬の白腹がガラ空きになるや、その懐中に飛び込むと、胴体に四肢を絡ませ、手指足指でむんずと毛を掴んだ。
組んず解れつ、山道を転げると、その姿勢のまま川へとドボン!

恐るべし!爺の道連れ車!

続く🤣
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