昔与太噺 お久の 其の拾弐

次の日、お婆さんのきび団子入りの風呂敷を背負い、包帯頭に老眼鏡の月光仮面は、颯爽と猿騎馬に跨り山に向かう。
爺の加齢臭に、白犬は峠を駆け降り、器用に後ろ脚でイヌキックを放ち襲いくる。
垂直飛びにひらりと躱す爺。
正に芒の原の攻防である


続く🤣
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