見出し画像

「ジブン取説」ワークショップを受けさせてもらいました!

先日、ジブンマネジメントラボの鮫島美智子さんのサポートで、「ジブン取説」ワークショップを受けさせてもらいました。

名前の通り、自分自身の年表を作るところから始めて、自分がどんなことに喜び、どんなことに落ち込むのか、何が好きで何が嫌いか。過去を振り返りながら、未来を見据えていく作業。

さらに、私の場合は、自分がパンを通して提供できる価値、使命、目的などを明確化していく作業。

メンバーがいる会社だと数名がチームとなってこれをやるんだと思うのだけど、今のところ個人プレイなオオトパンは私自身がこれを作らなくてはならない。

なかなか一人だと客観的になれない。そして日々の業務に追われたまま進んでいく。これって個人事業主あるあるなんじゃないかなぁ〜?

「私が好きだから」に偏り過ぎない価値観

女性、主婦、子育て中のママの起業、というカテゴリーで語られるときによく使われる「好きを仕事に」っていう言葉、全然しっくりこない!

私は、好きだから仕事になるのではなく、誰かに必要とされるから仕事になると思っていて、それを継続するためには本人の本気がなくては駄目で、その為にはある程度の「好き」という気持ちがなければいけないだろう、くらいのスタンス。

「めっちゃ好き!」「やってて楽しい!」「ハマる!」という瞬間は大切でそれがないとものづくりや探求は始まらないと思うのだけど、それを仕事にするかどうかは別問題。自分の為だけに好きなことをやる、ライフワークにしておいた方が幸せな選択もある。

そもそも「好き」という感情に対して私はいつも懐疑的である(笑)。そんな感情は永遠ではない、という思いがいつも頭の片隅にあるのは、過去と関わりがあるのかしら。。。え、恋愛のトラウマか?!

私の好きなものを誰かに好きになってもらおう、というつもりではない

この冷めた価値観の上で(笑)、私はパンが好きなのではなく、パンを作る作業が好きなのだと気づいた。発酵の過程を観察したり、こねあがりを見極めたり、具材を合わせたりして五感をフル回転。新しい発見があるとワクワクする。そうやって作り上げることが好きで、それは別にパンでなくてもいい。
今までの人生でいろんなものを作ってきた。小さい頃は人と関わることより、一人で塗り絵をしている時間の方が好きだった。
たまたま出産後、失業中にハマったのがパン作りであっただけ。そうそう、おいしいものを食べることも好きだから、作った上で食べられる、という所もパンのいいところだ。

出産後、失業中にハマったパン作り。子育てと並行して「仕事=パン」にしよう!とひとまず腹を括った私。
でも、私がパンが好きだから誰かにも好きになってもらおうなんて気持ちは全然ない。パンで誰かのお役に立てるかしら。それが私が向き合う課題。

一言で「パン」と言っても世の中いろんなパンがありパン屋がある。やりたいこと、できること、やるべきことを組み合わせることで私のパン屋ができるかもしれない。

私が提供できるものは「パン」ではないかもしれない

そんなことを考えながら、自分の人生を振り返ると、パンに触れていたのは、この8年くらい。人生の中ではまだまだ短い。
子供が産まれてから、なかなか自分を振り返ることってなかったけれど、生まれてから小学生、中学生、高校生、大学生、フリーター、DJ、正社員、いろんな顔をもった自分がいた。

子供を産むってイベントがあまりにも大き過ぎて、まるでそれまでの人生がゼロになったような気持ちになったこともあったけれど、そんなことはなくて、30年以上積み上げてきた自分の人生は確実に自分の中に存在するんだなぁ、と改めて思いました。

そう思って長い人生考えてみると、私が提供できる価値は「パン」だけでなくてもいいのかもしれないなぁ、と。もっともっと根本にある私の価値観みたいなものに触れていけば、ばあちゃんになった頃には「これでよかった、わたしゃの人生は。」と言えるようになっているのかもしれません。

そうなっていたいなぁ!と思うのでした!

よろしければサポートお願いいたします。 個人の小さな起業、小商い、間借り起業、子育てと起業の両立の体験談などお届けします。