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2回目の調停、息子の誕生日

先週、2回目の調停が行われました。
そして先々週は息子の13歳の誕生日でした。
宅建試験が終わり、一息つく間もなく慌ただしい日々を送っています。

調停は、妻側から起こした離婚調停、婚姻費用分担調停です。
9月に行われた1回目の調停は妻の意思確認をする場と捉えて、こちらの希望等は何も言いませんでした。今回は、妻の具体的な希望を確認しつつ、こちらの希望…特に婚姻費の額、自宅の取扱いを伝える場にしようと考えて臨みました。

あまり詳細なことは書けませんが、婚姻費については合意できそうな感触を持つことができた部分もあれば、引き続き交渉が必要な部分もあり、なかなか時間がかかるな…と感じました。自宅はやはり大きな論点で、次回以降の調停で本格的な交渉になりそうです。それでも、私から離婚の意思があること、親権で争う意思はないこと等は伝えて、調停員、妻側弁護士は安心したのではないかなと思います。何とか上手い着地点を見出したいです。

また、今回の調停に先立って、子供たちの主治医からの診断書が提出されました。それによると、子供たちのチックの症状は軽減したものの、まだ続いている、子供たち自身が父親に会いたくないと言っていることから、父親と面会させることで症状悪化が懸念される…という内容のものでした。色々反論したい部分はありますが、子供たちが(本心かどうかは別にして)会いたくないと言っている以上、無理に面会の機会を設けることは避けた方が良いだろうと思っています。私の独りよがりの気持ちだけで面会したとしても、そこには心の交流、関係再構築の芽はないと思います。子供たちが自らの意思で会いたいと思ってくれるまでは、無理に会わないほうが良いのかな…と思っています。ただ、その場合、ずっと会えなくなるんじゃないか…という恐怖はあります。子供たちのことを信じる、自分のことも信じる…そういう強い気持ちが必要かもしれません。ここの部分はまだ迷っています。

先日、息子が13歳の誕生日を迎えました。
現在、息子は中学1年生で野球部に入部したと聞いています。別居した時が小学校5年生の10月でしたので、もう2年以上が経過しました。その間一度も会えていませんし、声も聴いていません。写真も数回しか送ってもらえず、小学校卒業式、中学校入学式、中学校入学後の写真は送ってもらえていません。小学校5年生になる娘の状況も同様です。2人の写真を送られてきたのは1年前の12月を最後に途絶えています。

息子は身体も大きくなっていると思いますし、声変わりなどもしているかもしれません。元気に過ごしていてくれれば…と願っていますが、まだ症状も出ていると聞いて、心が痛いです。実は私も小学校6年生の時に心身のバランスを崩して入院したことがありました。結局、完全には復調しないまま中学に入学して最初の半年間は苦しんだという経験をしています。それでも運動部に入って身体を動かして鍛えていくことで、徐々にメンタルも上向きになっていきました。息子も苦労していると思います。それでも、日々の努力、持ち前の明るさ、前向きな性格、周囲の支えなどにより、自身の成長とともに少しずつ現状を変えていけるものと信じています。

子供たちのことを忘れた日はありません。
ふと油断すると孤独感、喪失感に襲われ、心がバラバラになりそうな時もあります。でも、私が沈み込んで腐っていたら、子供たちと会える日は遠のくばかりです。子供たちのことは忘れませんが、今は自分自身のことに集中していくしかありません。私自身が生き生きと過ごすことが、巡り巡って子供たちのためにもなる…と考えています。今は会えなくとも、子供たちが存在していること、生きていることに感謝です。

今回、息子に誕生日プレゼントと手紙を贈ることはしませんでした。弁護士とも相談して、今回は止めましょう…ということになりました。残念ですが仕方ありません。送れなかった手紙は、実際にメッセージカードに書いて私の手元に置いてあります。いつか渡せる日が来ることを願っています。郵送でも構いません。いつも思っていたし、忘れた日はなかった…ということを伝えたいです。そしていつの日か、再び息子とキャッチボールがしたいです。私より早く遠くに投げる息子のボールを受けてみたいです。


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