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孤独と孤立

別居して3回目のクリスマスを過ごしています。
昨年は子供たちにクリスマスプレゼントと手紙を贈りしました。今年は何も贈っていません。調停中ということもあり、代理人と相談して、調停が終わるまでは何も送らないほうが良い…ということで、そのような決断をしました。正月に年賀状やお年玉も送れないのは寂しい限りです。一方的ではあっても、子供たちとの唯一の繋がりが手紙でした。なので手紙を送ることもやめてしまったら、子供たちの繋がりが断たれてしまうようで抵抗はありました。でも今は仕方ありません。誕生日、クリスマス、正月など、節目節目で手紙を書くようにして、手元に置いておき、いつかまとめて渡せるようにしようと思います。

今年は大学時代の友人宅に招かれて、友人家族など総勢9人でパーティーというか、温かい雰囲気の食事をしてきました。気心知れたメンバーで少しのアルコールと美味しい食事をともにすれば、楽しくないわけがりません。私の事情もすべて知っているメンバーですが、付かず離れずというか、何かと気を遣ってくれつつ、それでも一線を引いて、決して土足で踏み込んでこない…そんな友人たちです。私にとってはとてもありがたい存在で、彼らの存在がなければ、別居して孤独感と喪失感に蝕まれて仕事なども続けられなかったと思います。私は別居して家族を失い孤独になりました。それでも友人、両親など数は少ないですが、そんな私のことを心配して気にかけて、支えてくれる人たちの存在に改めて気付くことができ、そして心から感謝の念を抱くことができました。決して孤立はしていない…そう思えることがどれだけ勇気と力を与えてくれたか分かりません。いつか私も大切な人たちを支える側、力になりたいと思います。

いま実家に居候させてもらっています。
北側の和室で過ごしていますが、別居当初は、実家はあくまでも仮の住まいであり、根を張りたくないという思いから、家具類は一切買わずに寝るだけの部屋として使ってきました。でも、先日、机、タンス、収納ラックなど、必要な家具類を購入しました。現時点でここが私の大切な居場所であり、できるだけ居心地の良い空間にしていきたいと素直に思えるようになりました。時間はかかっていますが、一つずつ、少しずつですが厳しい現実を受け入れることができているのだと思います。

今週で仕事納めになります。
年末年始は居心地の良くなった部屋で、図書館で借りてきた本を読みながら、これからどうしていきたいのか…短期の目標、長期の目標など、あれこれ妄想してみようと思っています。


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