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子供の頃は靴下が1000円だった😀

靴下でなくてもいいんですが、何でもいいので簡単に経済の話をしましょう。
例えば靴下が100円で買えるようになって久しいですが、思い起こしてみるとボクが子供の頃(30年前くらいの話)靴下が一足1000円した記憶がある。
ちょっとセールになると3足1000円とかあったと思います。
これは見事に今では100円ショップなんかの影響もあり、100円で買えるようになってしまった。
これを消費者は喜んだのだがちょっと良く考えてほしい。
この1000円にはかなり大きく利益が含まれており、終身雇用は守られ各企業はそれなりの給料をみんなに支払っていた。
つまり利益が減ったからみんなの給料が減ったと言える一面があるのだ。
他の要素も複雑に絡み合いそう物事は単純ではないのだけれど大雑把に言うとそうなのだ。


終身雇用も壊れてきた、薄利多売で大企業しか生き残れない、そんな退廃を繰り返し日本経済はかなり落ち込んだ。
デフレ不況は回復していないし、消費税は上がり、もはや凋落と言っていい。

理屈から行けばこの100円を1000円に戻していくことがみんなの幸せになるはずなのだが。
しかしもう難しいかもしれない。

あまり安売りや叩き売りをもうしないようにしようと言う声も一部ではあったがなかなか浸透しなかった。

労働力も安売りされた。

インフレを起こすことが今の政策ではかなり難しい。
そうは言ってもやっぱりやっていかなくてはいけないのである。


MMT理論とかベーシックインカムとかなかなか画期的なアイデアが一部では出てきたりもしたが採用される見込みは薄そう。
果たしてどうなるか、日本経済は再生出来るか、我々はひとりひとりしっかりした考えを持ち、安いものに安易に喜ばない、もうそれは幻想なんだという姿勢が大事になってくるのではないか。

今回は第一回目、経済再生の発信をしたいと思い立って書きました。

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