見出し画像

正義は必ず勝つの?📕昔のアニメならね!

正義は必ず勝つの?


自分と同世代の人の感覚は共有しやすいのですが,若い人の感性は努力しないと,だんだんと分からなくなってきます。私の場合,仕事上困るので,感性=文化ということで,できるだけ若い人が興味のありそうなアニメや音楽を,しぶしぶチェックしています…*\(^o^)/*タノシー…。

最後には「正義が必ず勝つ」という昭和のアニメに慣れている私にとって,最近のアニメには衝撃を受けます。正義が必ず勝つとは限らない…そもそも正義の味方が誰なのかすら分からない。

若い世代の人たちの話に耳を傾けていると,登場人物が正義の味方か悪役かということより,自分が推しているキャラクターがどうかということに関心があるような??

以前のアニメは,一人の人が潜在的に持つ「善と悪」を,ニ人の人に分けて表現していたと言えるのでしょうか?・・今のアニメは,一人ひとりの人物が持つ「善悪の両面」をそのまま映し出しているので,あとは見る人の好み次第??だということでしょうか。

こう考えると,最近のアニメの方が,どんどん現実に近づいて来ているのかもしれません。

私たちは,目標を立ててがんばろとしても,なかなか上手く行きません。自分の中にある「悪」に負けているのが原因です。では,正義は永遠に勝てないのでしょうか?

<私の考える「強さのレベル」>
1.悪に強い善
2.善を騙す悪
3.悪に弱い善

なぜこの順番なのか?・・それは,「善と悪は同時に出てくる」からです。がんばろうと思えば,その気持ちに沿うように,がんばりの足を引っ張る作用が必ず出るのです。それに負けてしまえば,悪に染まるしかありません。

最も質が悪いのが2番目の「善を騙す悪」。心の中の悪が,自分の善の心ををたぶらかすのです。いわゆる正当化です。自分でも薄々気づくようなものであれば,まだ良いのですが,全く気づかないようなものもあります。悪とは戦わなくてはなりません。

しかし,「悪を見抜くこと」ができなければ戦いようがありません。参考までに基準を一つ。それは,「決めたとこを邪魔するもの」は悪です。より深く言えば,邪魔するものそれ自体ではなく,それによって決意したことをやらない決断をした「自分の弱い心」…これが悪の正体です。

がんばる気持ちが強ければ強いほど,敵も強くなります。その敵は自分の外に出てくる場合もあります。力ある人が嫉妬されることは,ある意味当然で,仕方のないことなのです。しかし,悪に負けたら,善はなくなってしまいます。

私たちは,何事にも負けない心を作るために,様々な試練に遭っているのかもしれません。

「オウチ塾」の記事を読んでくださり,本当にありがとうございます!よろしければサポートをお願いいたします!多様化する子どもたちの学習環境を整えるために使わせていただきます!