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DJエフェクターEFX-500ベタつき問題

発売から20年以上経っているPioneer DJエフェクターEFX-500。

単体エフェクターなので場所は取るし、DJミキサー内蔵エフェクターやPCDJと比較するとエフェクト数やループ、サンプリング機能がない制約もあるが、そこは限界があるからこそ生まれる想像/創造力でカバー。

ツマミ、スイッチ、そしてジョグダイヤルとホイールを動かして物理的にエフェクトをかける「楽しさ」が味わえるのは、何にも代えがたい。

唯一とも言える欠点、それはホイール部分に発生するベタつき。中古品は「経年劣化によりベタつき有り」の注意事項があることも多いが、じつは、このベタつき、そんなに苦労せず解決可能。

そもそもベタつきの正体は、ホイール部分についたホコリ+手垢+湿気による加水分解。ただし、スニーカーのソール加水分解の様にボロボロと崩壊するわけではなく、表面が薄い膜の様に加水分解を起こしているだけ。つまりは汚れを拭き取る=擦って薄く削るだけでベタベタとさようなら。

そこで、100均でも入手可能なマイクロファイバークロスとアルカリ電解水を準備、ベタベタが無くなるまで拭くだけ。注意点は?というと、直接アルカリ電解水を本体にスプレーしないこと、DJ機器は水分厳禁。ファイバークロスにスプレーして、軽く湿らせて拭く。面倒ならアルカリ電解水のシートタイプでただ拭くだけ。

ベタつき再発防止には、たまにウェットシートなんかで拭くだけでOK。あとは、埃が被らない様に使ってあげましょう。使うのが最重要。


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