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個人的な事は政治的な事?

 政治家を志す人の理由を見ると、私的な動機が多いように思います。自分の生きてきた中で起こったやりきれない数々の出来事を政界で晴らしたい。そんな思いの人も多いのでしょうかね。


 純粋に志が高いのかもしれないけれど、話を聞くとほのかに危うさも感じてしまいました。政治の世界は、私的な怨みつらみを晴らす場ではないのに・・・。どこかしら自分と似た考えの人しか、受け入れないという排他性も感じてしまう。一種の宗教ぽさも漂う。


 政治家ってほどほどのバランス感覚が必要な仕事。バランス悪い人が増えてしまった。○○劇場とか茶化されるようになった辺りから、もう見世物っぽくなってきている。


 自分の抱える問題って、政治の世界に持ち込んで果たしてどうこうなる問題?ロビー活動もいいけれど、他にもしんどさを解決する方法あるんじゃないか。意地悪な見方をすると、ただ単に自分の生き方を正当化したいだけに見えてしまう。


 本当に自分の人生に納得していたなら、そういう風になるかな。自分で選んだ結果、当然上手くいかない事も当然ある。思いのほかうまくいくこともある。大人になったら自分の選択には、きっちり責任を持たなくちゃ。


 それが普通で、満ち足りた人生を送れている人なんてそうそういない。大人になったら自分の選択に責任を持たなくちゃいけない。良くも悪くも自分に跳ね返ってくる。自分の見通しが甘い事もたくさんあって、社会や制度だけのせいばかりとも言い切れないところ。


 誰かを熱心に支持したところで、いうほど自分の要望が反映されるわけでもない。だれに投票したらいいのか迷うばかり。私的な事と政治的な事をごっちゃにしたら、公私混同がますます進むでしょう。いったい誰が得して権力の私物化されてるんだ。


 救済措置は必要だけど、全員を救済できるわけでもない。願わくば真面目にコツコツ頑張っている人が報われますように。ずっと得している人が同じ人というのも違うと思う。


 

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