消滅可能性のある都市をリスト化して報道するって、あれは一体何のためにやっているのだろうか？狙いがよく見えない。自分たちの住んでいる自治体はとりあえずリストに入ってない、と安心したい？


　それともその土地に縁のある人に戻ってきてもらいたいなど別の意図があるのか。どういう風になりたいのか分からずに、ただ不安感をあおっているように見えてしまう。異常に人増やしに躍起になってる自治体が冷ややかに見られているように、これからはどういう人に来てもらいたいか。これからここで何をしたいのか。そしてどれくらいの期間住むのか。細かい詰め作業が必要になってきています。


　具体的に自分のしたい仕事やスキルが合致しなければ、そんな簡単には住めない。移住してもお互い気まずくなったら後々困る。段階的に生活の場を移していくくらいが理想的ですね。既婚者の場合は家族の事もありますし、2拠点生活って一見お洒落に見えるけど、家の管理が大変らしい。

　

　地方に一時期ひとが増えたとはいえ、また都心回帰の流れが加速しています。コロナが落ち着くと、また結局は便利な都会に・・・。そういう流れもある程度事前に予測はされていた。田舎暮らしも楽ではない。田舎に全く縁のない人は、田舎暮らしも想像つかないんだろうなぁ。


　IRが通って便が良くなる場所など局地的にはこれから栄える場所もあるけれど、実際問題トカイナカ辺りに住むのが現実的か。そういう所に住んで、もう少し小さな規模の自治体ともかかわりを持つ。それくらいが現実的かもしれません。


　田舎の方が保守的で、ザ都会っ子が行くと難しいところもあるかもしれません。親戚が住んでいるとかなら話は別ですが、全く知らない所に一人で単身入っていくのは相当の覚悟が必要かも。



　私も自分の仕事も含めて、引っ越す場所はあらかた決まりました。随分時間はかかりました。これからお試し住宅に住まわせてもらったり、向こうで本当に仕事あるか、雇ってもらえるかの確認もしなくてはいけません。足りないスキルは今のうちに身に着けておかなくては。


　何年もかかってようやく候補地が絞り込めたばかり。住みたいところは数あれど、憧れだけじゃ住めないな。生活の基盤があってはじめて生活は成り立つものだから。