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 ノーブランド品も、またいい

 先日素敵な花瓶を見つけました。適度な大きさで、使い勝手が良さげ。主張しないデザインも、気に入ったポイントの一つです。初心者の私には、きっとシンプルで扱いやすいアイテムでしょう。確認したところノーブランド品でした。


 暮らしの中にノーブランド品を、上手く組み合わせるって良いですよね。素敵なノーブランド品も探せば、きっと見つかる。あまりお金をかけず、思い切った冒険が出来るのも嬉しい。あるものを使いまわして、残りを買い足す。高いものばかりで、全部揃えるわけにもいかない。



 ようやくそういう買い物が、出来るようになってきました。ノーブランド品イコール悪いなんて事も全然ない。大事に使えば長持ちもしてくれるものもある。ただの消耗品で終わらせないようにする。これって使う側の意識の問題です。



 道具をかわいがる精神を持てば、道具も期待に応えてくれると信じよう。ノーブランド品も自分にとっては貴重なブランド品。手入れも怠らずケアすれば、次第に不思議な魅力が生まれてくる事でしょう。



 ブランディングという言葉もビジネスの世界では頻繁に使用されます。自分が好きなものに価値を見出せるのなら、自然とそのものにブランド価値が宿る。あえて誰かに言われることでもないような気もします。


 ブランディングや収益化という言葉には、やたらお金の匂いがつきもの。会社単位から個人でも、そうやって上手くお金を稼ぎださせる世の中になりました。あまり振り回されずに「自分にとって、しっくりくるものがマイブランド」なんて言いきれるようになったらいいけれど・・・。



 長く使うアイテムにくすみ感がじわじわ滲んだり、レトロ感がほんのり漂うのだから。最初から味のあるアイテムを市場に求めるのも何だかなぁ。使い込んで何とも言えない味を出すのも、使い手の力量ではないかと。


 私の目標は、道具に不思議な味わいを付加する魅力的な道具の使い手になることです。


 


 



 


 


 


 


 


 


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