sexuality log: 見返りを求めない愛
昨日の私よりは今日の私の方がいい。
そう日々思えたなと言って死にたい。
前よりは少し、素直に人に甘えられるようになったし、
前よりは少し、頭の中で考えていることを臆せず伝えることができるようになってきた。
人の過去を勝手に想像して、涙してしまうくらいまでには感情を取り戻した。
傷つきたくないから、人と向き合うのが怖かった。
自分の思いを隠したり誤魔化したりすることで、自分をどうにか守っていた。
去年の私はそう言っていたけど、
見返りを求めない愛を、芸術だけでなく
人にも適用できるようになってきたのかもしれない。
逃げることは弱さじゃない。生きることだと思う。
ひとつひとつの事象と丁寧に向き合うということが、
少しずつ大事にできているのかもしれない。