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2月の土曜日「(ドント・レット・ミー・)ダウン」

 一月が終わりもう二月。あっという間だったなぁ、という感想が出がちな昨今であるが、意外なことに個人的にはこの一月はなんだか長かった。お正月から成人の日までの日々を思い返すと、遠い昔のようである、というのは言い過ぎだけれど、つい最近のこととも思えないくらいには昔に感じる。そのくらい一月はなんだか長かったというか、あっという間に過ぎ去ったなぁ、とは言えないという感覚。

 この一月と言えば中旬、十五日の夜に娘が発熱し、翌日に小児科でインフルエンザと診断され、あれまぁ、と思っていると僕もなんだか咳が出始め、その週の金曜日にはダウン。病院に行くも、家族にインフルエンザと診断されている人がいる場合は、みなし陽性ですね、と検査はせずに薬を処方されて帰された。検査キットも逼迫しているというようなことも聞いていたので、それはまぁ良いのだけれど、熱はあまり出なかったものの、咳が長引いて結局、五日間も休んでしまった。十日後くらいまで、なんだかんだ咳は残り、ようやく月末あたりに落ち着いて今に至る、という感じだ。薬のお陰もあってか熱はあまり上がらなかったのだけれど、体調不良は体調不良なので何をするわけでもなく、ネットフリックスで再配信されている海外テレビドラマの『Dr.ハウス』をいくつか見返した。やはり面白い。

 最終週の土曜日には保育園の発表会があり、万難を廃して見に行ってきた。実は直前まで職場の方でゴタゴタというか、こちらも体調不良者続出で、自分も休んだからあまり言えないのだけれど、休日出勤の可能性もあり、久々に本気を出して調整した。なんとかなったので結果よかったのだけれど。

 本番の方は、もうとっても良くて大満足。年齢も上がり劇も踊りもレベルが上がっていて、成長を感じた。夕方前には終わり、少し遅めのお昼寝を一緒にして、夜は三人で焼肉を食べに行った。娘がまだ小さいので、あまり夜に外食する機会は少ないからか、この日は結構はしゃいでいた。嬉しそうで何よりだ。

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