私は引きこもりニート。じっとり家にいて気が向いたらたまに家事するくらいのいい歳してクズな子供部屋おばさん。

そんな私に農家の親戚が声をかけてくれたおかげで夏の間、農作業を手伝わせてもらえることになった。

毎日10時に起きていたが、ここでは6時。お昼休みもそこそこに、夢中で作業をする。

毎日死にたいとか消えたいとかいかに存在感を消すかとか私みたいな人間はご飯食べる資格ないとかお酒なんてもってのほかだとか来月の税金どうしよう貯金なくなってきたなとか考えてた。ここでは考える暇もなく起きてご飯食べて自然のエネルギーもらって体を休めたくなって寝る。今今今を生きる。

暇だとどうにもならないことばかり考えて悩んでぐるぐる底までおちていくんだなと思った。

困ったときに悩めばいい。不幸をわざわざ先回りして取りに行ってたのかもなあ。

ゆっくりでいいや。空気読めなくても変わった人間でもいいや。どうせなんとかなっちゃうんだから。