【散文詩】虫ケラに踏み潰された夜伽

反転した暴露は噂を真実に変えてしまった。緑の口臭に顔を背けるが執拗に鼻腔を追ってくる。詐欺師の白兎の赤い目は涙ではなく陥没した頭蓋を嘲笑う。許しを乞う擬態を待ち伏せる。背後を取られ肩甲骨が割られる音が内臓を波打たせる。

一変した態度は勝ち誇る技巧を凝らす媚態。吐瀉を容赦なく放射する。真面目な顔の裏は強欲の虚言癖。嘘で武装した風見鶏。
顔色をうかがう機会主義は空っぽの頭と粉砕された善意で睥睨する。いいとこ取りしか狙わない怠惰な心がけを精一杯の悪罵で埋め尽くす。
確実な怨嗟を子々孫々まで浸透させる。計画的な罠を今度はこちらからあびせてやろう。
見下した輩に致命的な復讐を。