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世界の右傾化を加速させる日本のアニメと漫画 〜 トランプ大統領を誕生させた日本文化 〜🇯🇵🌅

Hello World! 私は現在アニメをだらだらと観ていたらいつのまにか朝日が昇ってきて、一日を無駄に浪費してしまった事を懺悔しながら眠りにつく日々の無限ループに閉じ込められています。(・8・)チュン!
突然、自宅に中原岬ちゃんのような見知らぬ美少女(ラブリーマイエンジェル)が訪れる展開もなく、いつかの異世界転生を夢見て過ごしているしがない引きこもりがついにネカフェに行くお金もなくなったので、宇宙から電波を受診した事をnoteに書いてみようと思い立ちこれを書いてます。⚡⚡⚡

 
目次というか、何を書くのかというおおよその予定は以下の通りです。三日どころか30分くらいで飽きるので、飽きたら書くのやめます。てか、もう飽きてきました……ゲームしたいンゴ

目次 
第一章 4chanから生まれたAnonymous(アノニマス)とダークウェブの世界 
第二章 4chanに巣くうAlt Right(オルタナ右翼)とポピュリズムの思想
第三章 ポスト情報管理社会・ポストGAFA(Google・Amazon・facebook・Apple)⚠「ポスト」とは「それ以降の〜」という意味の哲学用語です。 
第四章 地下アイドルと可愛く加速するもう一つのフェミニズム 
第五章 まとめ (未定)

 哲学的な分類だと第一章はリバタリアニズム、第二章は暗黒啓蒙とポピュリズム、第三章はパノプティコン、第四章はバッド・フェミニズム加速主義、的な内容にするつもりですが、衒学趣味に走ると自〇行為と変わらないと思うので(書くのもめんどくさいので)、極力書かないようにしていきマウス(CV 齋藤飛鳥)

前置きが長くなってしまったので、早速本題にh…

第一章 4chanから生まれたAnonymous(アノニマス)とダークウェブの世界

突然ですが、日本の文化といえば皆さんは何を思い浮かべますか?

・・・伝統的な日本文化といえば、スシ!、サムライ!、ゲイシャ!、フジヤマ!、ニンジャスレイヤー(?)を思い浮かべる人が多いと思います。

 しかし、リオ五輪閉会式で流れた2020年に行われる東京オリンピックのプレゼン動画では、キャプテン翼、ドラえもん、パックマン、キティちゃん、マリオといった漫画・アニメ・ゲームという日本のサブカルチャーを代表するキャラクターが登場しました。(その日、日本中のオタクたちがTwitter上で歓喜したのを覚えている人もいるはず、てか、いてくれ)

 ここであえていうまでもありませんが、日本文化を語る上で、漫画・アニメ・ゲームといったオタクカルチャーは欠かせない存在となりまし、クールジャパンとして政府が推進するほどになりました。こうして、日本文化といえば従来の伝統的な日本文化のイメージからアニメ・漫画・ゲームといったサブカルチャーこそが日本文化を象徴するようになりつつあります。

 しかしながら、それらのサブカルチャーを支えているオタクに対する偏見・差別意識いうのは未だに根強くあり、マスコミによるオタク差別がしばしばSNS上で問題になります。

 また、当然ながらこのようなオタクに対する偏見・差別意識は日本以上に、欧米にはあります。

 こうしたリアル空間で、差別の対象となってしまうオタク趣味を持つ人たちはネット空間で同じ趣味を持つ人と交流をするようになりました。

 そういうわけで、日本では2ちゃんねる等の匿名掲示板がオタク趣味の交流場となったわけです。

 他方で、英語圏の巨大掲示板としてはReddit4chan(読み方はフォーチャン。なお、私は最初よんちゃんとよんでいましたw)の二つが有名です。この2つのサイトの違いとして、Redditの方は4chanと比べるとアングラな側面が少なく、Redditはユーザ登録をする必要があるのに対して、4chanは匿名で書き込むことが可能であるといった違いがあります。

 余談ですけど、4chanのような匿名で書き込める掲示板は日本ではそれが一般的ですが、英語圏では珍しいタイプです。

 では何故そんな珍しい匿名掲示板が英語圏で生まれたのか?

 というのも、4chanはふたばちゃんねる(ほぼ2chan)から着想を得た外国人がをつくった英語圏のサイトなので、日本の2chan文化をその出自からして受け継いでいて、英語版の2chanとも呼ばれたりします。

 さて、ここから本題ですが、4chanからはアノニマスAnonymous)と呼ばれる悪名高きハッカー集団が誕生しました。ちなみに、アノニマスという呼び名の元は、4chanに書き込むときに「Anonymous」(日本語では「匿名」「名無し」を意味します。2chanで匿名で書き込むときに使われる「名無しさん」と同じ仕組みですね。)と表示される事から来ています。

 彼らアノニマスは日本のネット民が「表現の自由」(日本国憲法21条)を重要視している以上に、アメリカ合衆国憲法修正第1条にある「Freedom of speech」の価値観を重視しており、ネットの表現の自由を企業や政府が侵害するとサイバー攻撃をしかけてきます。その時はオペレーション○○みたいな作戦名を立てたり、デスノートのキラがLに送ったビデオテープのような声明文を出していて、控えめにいっても中二病です。

 余談ですが、日本国憲法には思想・良心の自由(19条)が憲法にあるのは先進国では日本とドイツ(と韓国)だけです。なぜなら思想・良心の自由は表現の自由の前提なので、多くの国では憲法に明記しなくても当然に保障されると考えているからです。

 また、アメリカはよく自由の国といわれ、アメリカといえば自由の女神像みたいなところがあると思うんですけど、このアメリカの自由主義自由至上主義リバタリアニズム)という思想が(アメリカではメジャーだけど)日本には存在しないんですよね。リバタリアンとか聞いたこともない人が多数だと思いますし。

 リバタリアニズムっていうのは、ゆたぽんじゃないですけど、自由最高!自由万歳!みたいな感じの思想です。アノニマスはその「(ネットの)自由最高!」みたいな価値観を持っている集団です。

 さて、それではアノニマスがどのようにしてサイバー攻撃を行っているのかをざっくり説明しようと思います。

 まず、サイバー攻撃を行う際は当然ながらバレたら刑務所にぶち込まれる恐れがあるので、(FBI・警察に)バレないように行う必要があります。まあ、でも、現実としては多くの場合たくさん人数が集まった時に「赤信号みんなで渡れば怖くない」理論で、突撃するんですけど w w w w 

 一応、彼らはTor(トーア)等のツールを利用してIPアドレスを秘匿し、FBI・警察に身元がバレないにしています。ただ、当然ながらこうしたものを利用しないで突撃する人もいるわけですが… w w w w

 ちなみに、私の泥(アンドロイド)でもPlayストアからTorのアプリをダウンロード出来ました。ダークウェブにアクセスするためのTor Browserの方も同様にダウンロード出来ました。ダークウェブについてもちゃんと後述しようと思いますので、ご期待ください(?)

 そして、彼らのサイバー攻撃方法はDDoS(ディードス)という方法を取っています。このサイバー攻撃で、一番古典的なのはF5アタックと呼ばれるもので、F5キーを連打するといういたってシンプルな方法でした。

ただ、F5アタックは昔に流行った(?)方法で、古すぎて使えないので、LOIC (Low Orbit Ion Cannon)と呼ばれるツールを使った攻撃が実際に使われました。LOICはアノニマスがサイエントロジーという宗教団体にサイバー戦争()をおっぱじめた時に開発されたソフトです。アノニマスはサイバー攻撃以外では、いたずら電話やピザを注文するなどの嫌がらせを行っていました。……というよりもサイエントロジーが消せといった動画をアノニマスが面白がって拡散させまくった事がこの騒動の原因で、先ほど「リバタリアンがー」とかいいましたが、思想どうのこうのというより面白ければ(サイバー攻撃を)やるという感じです。

 anonymousが基本的に行っているサイバー攻撃は、めちゃくちゃサイトにアクセスしまくって、サーバーをダウンさせるという至ってシンプルなものですが、このサイバー攻撃を対策するのはインターネットのシステム的に難しいので、今でもよく行われています。サイバー攻撃というと凄腕ハッカーによる高度なハッキングを想像しがちですが、現実は物量作戦人海戦術!というような感じです。

 ではでは、LOICを使って具体的にどのようにサイバー攻撃を行うのかを説明しようと思います。

 まず下記のURLからLOICをダウンロードを行います。

 次に、ダウンロードしたLOICに攻撃したいサイトのURLやIPアドレスをコピペします。以上です。

……え?それだけ?みたいな反応の方が多いと思いますが、本当にそれだけです w w w w w

 意外に思われるかもしれませんが、ネット上で行われるこうしたサイバー攻撃はツールを利用したものが多く高度な専門的知識を持った凄腕ハッカーによる攻撃というイメージはやや実態とかけ離れているといわざるを得ません。

ごく少数の専門的知識を有するハッカーと祭り気分で参加する特に専門知識を有していない4chan民から成ります。(2chanの祭りをイメージしてみると分かりやすいかもしれません。)(こういう他人の専門技術に便乗しただけの人をスクリプトキディと呼びます。)

 これは個人的な体験ですけど、むかしLINEで荒らし行為を行っていた殲滅団と呼ばれていた人たちがいたのですが(ググれば彼らのHPなどが今でも出てくる)、彼らは特に高度な技術を持っているわけでもなくUnicodeを呼ばれる文字コードを利用し、LINEの脆弱性を突いた攻撃を行っていました。何の縁だか、この荒らし行為を最初に始めボス的な存在になっていた人とたまたま知り合いだったのですが、彼は特にインターネットに詳しいわけでもなくUnicodeやツールを利用して攻撃を行っていました。要は、特に高度な知識は持っていなかったということがいいたかったのです。

 もう一つネットのアングラな話をしようと思います。先ほど紹介したTorを利用するとダークウェブ(Dark Web)と呼ばれる領域に入る事が出来ます。

 そこでは、ドラッグ、児童ポルノ、ハッキングサービス、奴隷、殺人依頼・ヒットマン(殺し屋)、武器・拳銃、パスポートとなんでも売っている闇サイトがあります。もちろん、奴隷やヒットマン(殺し屋)のような商品を取り扱っているサイトは往々にして単なる詐欺サイトである場合がほとんどですけど。

…「エロい女の子たちがたくさんいるよ!」という広告の張られた裏Tik Tokや「JKたちがみんなやってる」裏LINEをイメージしてもらえれば、ダークウェブで売っているドラッグ以外の明らかな違法商品・犯罪依頼がだいたい詐欺であることがなんとなく感覚として分かるかなと思います。

 ちょっとした小話ですが、アシュレイ・マディソンという出会い系サイトがサイバー攻撃を受けてダークウェブに登録者情報が流出した事件があり、総会員数3800万人中、女性の(実際の)会員は1万人程度だった事が明らかになった事件がありました。

 しかし、闇のAmazonことSilk Road(シルクロード)、AlphaBayDream Marketのような確実に商品(ドラック)が届くサイトもありました。(いずれも現在は閉鎖)

 こういったサイトにも商品についてのレビューや価格割引、送料についての説明、返品制度などなど充実したサービスが備わっており、一般的なネット通販サイトとなんら違いはありません 笑

 ただ、これらのサイトが一般的なサイトと異なるのは、支払い方法はビットコインしか使えない事と違法な商品が販売されている事ですw

 現在のダークマーケットは、新しいマーケットが出てきては管理者が逮捕されてるという流れが繰り返されています。

 こうした違法マーケットでは様々な危険性があり、このnoteを書いている現在もEmpire Marketという大手サイトのセキュリティ状態が問題となっていした。

 ⚠️注意 本noteは違法行為を推奨するモノではありません。ダークウェブやサイバー攻撃の実態のくだらなさを周知する事を目的としたものです。

 疲れてきたので、今回はここまでにします、次回はAlt Right(オルタナ右翼)Anime Right、Brexiteers、日本のオンライン排外主義者とポピュリズム、反PC(反ポリコレ)について扱います。

 何かしら要望があればTwitterにリプライを送っていただけると嬉しいです。


参考映像

『We Are Legion』
アノニマスについてのインタビュー形式のドキュメンタリー作品です。本noteでは取り上げなかったウィキリークスやライズセックなど、アノニマスの成り立ちからの歴史を概観出来る良作です。日本語版もあるので、英弱にも優しい。

『Deep Web』
闇のAmazonこと、Silk Roadの設立者であるドレッド・パイレーツ・ロバート(DPR)の映画。

4chan管理人のmootによるTEDトークhttps://www.ted.com/talks/christopher_m00t_poole_the_case_for_anonymity_online
4chanの雰囲気とかを何となく把握出来る。

『The Dark Net』の著者であるジェイミー・バートレットのTEDトーク
https://www.ted.com/talks/jamie_bartlett_how_the_mysterious_dark_net_is_going_mainstream/up-next?language=ja
ダークマーケットがマーケットのイノベーションの場所として機能しており、ビジネスの観点からも面白く大変参考になる話をしてくれる。個人的には大変面白かった。(小並感)

参考サイト

Cheenaさんのブログ。『ダークウェブの教科書』という本まで出しており、有能過ぎてとても同年代とは思えない.......

参考文献

木澤佐登志『ニック・ランドと新反動主義』
ピーター・ティール、ニック・ランド、暗黒啓蒙、加速主義と思想的な要素をメインとして扱っている。毎度の事ながら星海社は良い仕事をするなと思う。このnote自体木澤さんの影響を受けて書いた。

木澤佐登志『ダークウェブ・アンダーグラウンド』Twitterに感想を書いた事があるので、割愛。児童ポルノのところが特に面白い。

リバタリアニズムについての参考文献

森村進『自由はどこまで可能か』リバタリアニズムに関する親書は渡辺靖の『リバタリアニズム』が出る以前までは、この一冊しかなかった覚え。古典的自由主義。

渡辺靖『リバタリアニズム』Twitterに感想を書いた事があるので、割愛。

ロバート・ノージック『アナーキー・国家・ユートピア』最小国家主義の古典だけど、日本のリバタリアンの多くはハイエク好きが多くて、こちらを信奉している人は少ない印象。というか、リバタリアン自体法哲学界隈以外では見かけない印象。

ミルトン・フリードマン『資本主義と自由』基本的に経済に関する政策よりの話で、思想書とは違って読みやすい本。

ハイエク『隷属への道』古典的自由主義に関する古典オブ古典

J・S・ミル『自由論』少数意見も大事ですよって事が書かれてたことしか記憶にない。

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