小平奈緒の引退?表明


自分のゴールを自分で決められる人って、羨ましいと思う。
35歳の今まで続けてきて、平昌五輪では、日本人としてクラス初の金メダルという快挙を達成した。

メダルの獲得数などの面で、本人の納得感、達成感、肯定感などが、北京五輪までの競技人生の中でそれなりに得られたということなんだろうなぁ?

引退という言葉を用いずに、ラストレースという表現を使ったのは、「アマチュアには引退はない」と、コーチから言われたからなのだそうだ。

セカンドキャリアという話では、ラグビーの日本代表の福岡選手が、医学部に入学するために現役を引退したニュースが記憶に新しい。

彼の場合は、入学の為のタイミングを考えて、アスリートとしてピークの時期にもかかわらず、引退を決めたというもので、稀なケースと言えると思う。

一般論として、アスリートの場合、競技人生の終わりはいつか訪れる。

その先をどのように生きていくのか?は、様々。

直ぐに思い付くところでは、指導者や解説者。
アマチュアなら所属企業の社業に専念するとか、バレーの木村沙織さんのようにお店を始める場合もある。

また、アメリカでは、現役時代から兼業で実業家としてビジネスをしている人も少なくないと言う。

日本のスポーツ界でも、アスリートのセカンドキャリアを支援する動きが広まっているが、まだまだ緒についたばかりとの印象は拭えない。

日本の場合は、応援してくれるファンの為や業界の発展の為、チームの為、マスコミのプレッシャー?など、利他的な判断を求める風潮が強いようにも思う。

ファン心理を考えると複雑な思いもあるが、その人の人生を応援するとの意味において、アスリートが真の意味で自分の生きたい人生を生きられるように願う。


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