留学中にイタリア人の留学生グループと仲良くなり、一緒に映画や花火を見たり、旅行したりと共に時間を過ごしました。

そこで見えてきたイタリア北部出身とイタリア南部出身の人の性格の違いについて書いてみたいと思います。

イタリア人を理解するための一助となれば幸いです。あくまでも参考程度にお願い致します。

まず全体的にイタリア人は出身に関わらず、集団での行動を好みます。国外にいても、イタリア人同士で固まることが多いです。

実際、イタリア人の友達も「イタリア人はグループで行動しがちだ」と言っていたので、この認識はある程度合っていると思います。

そして、基本的に楽観的で適当だけれども優しい人達です。

さて、イタリア南部は、比較的私達の持つイタリア人のイメージと似ていると思います。
開放的で明るく、誰とでもすぐに仲良くなる傾向にあります。

一方で、私にとって想像と違ったのがイタリア北部出身者です。

イタリア北部出身者は初対面の相手に対して「え、冷たっ！！」って軽く傷つくレベルで冷たく感じられる場合が多いです。心を開くのに時間がかかる印象を受けました。

ただ、一度心を開いて身内認定されると、本当に愛情深くて優しい人々だということがわかってきます。時間をかけて信頼関係を構築しましょう。

実際にイタリア南部出身の友達にイタリア人の出身地による性格の違いを聞いてみたのですが、南部はオープンで明るい、北部は慎重で南部に比べると閉鎖的ということを教えてくれました。

ただ、あくまで傾向論であって全員が全員そうではないことを心に留めておいてほしいです。

また、こんな記事を書いておいてなんですが、出身地で人を判断し過ぎるのは相手を傷つける可能性があります。

発言には十分に気をつけ、国際交流の場では国籍や出身地ではなく人を見るようにしてください。

イタリア人との関わり方に悩んでいる人に届くことを祈っています。

本日もご覧頂きありがとうございました。