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賞レースの審査員についての妄想

今回はお笑いの賞レースの審査員がこうなったらいいかもという妄想を書こうと思う。

1:M-1

例の騒動で審査委員長を務めていた松本人志の復帰が困難と予想される。そして新しい審査委員長を用意する必要がある。

個人的には中川家礼二かブラックマヨネーズ吉田の二択ではないかと考えている。

前者の場合、記念すべき初代チャンピオンという箔はつく。しかし、既存メンバーからの昇格となるため新しい別の審査員が必要となってくる。もしそうなった場合、個人的には若い芸人がやる現代的な新しいネタに対応するために現在の審査員の中で最年少のナイツ塙より若い芸人(妥協して年齢が近い芸人)がなるべきだと考える。

敗者復活の審査員からかまいたち山内を昇格させるのもありだがキングオブコントの審査員との兼任で重荷になるか。ミルクボーイ駒場あたりも審査員経験はあるので適していそうな気はする。落語家枠の復活があるなら春風亭一之輔が審査員をやるところも見てみたい。

後者の場合、かつて島田紳助が大絶賛した実績がある。加えて関西の賞レースでは審査員を務めた実績もある。あとはどことなく醸し出される吉田の陰の要素に「松本み」が多少はありそうな気がする。

2:キングオブコント

キングオブコントもまた松本ロスで審査員がどうなるのか先行き不透明なところはある。しかし、審査委員長は飯塚の繰り上がりが濃厚のようにも思える。

理由としては歴代チャンピオンの審査員の中では芸歴が最長であること、新しい審査員になった時飯塚だけキングオブコントの前の特番ではなく本編で紹介されたのはそれだけ特別な存在だったからと推測されることが挙げられる。

しかし、欲を言えばキングオブコントも審査員はM-1同様7人体制(歴代チャンピオン4人+それ以外3人)が理想的だと考える。理由はより多角的な視点での審査をして欲しいからである。そして、新しい審査員候補は次の通りである。

1人目は小籔千豊である。後述するが小籔は新喜劇の人間なのでピン芸のR-1の審査よりキングオブコントの審査の方がいいように思える。

2人目は新作落語を演る落語家である。新作落語は自分でストーリーを作らないといけないのでネタの構成、発想を審査するのに活かせるのではないかと判断した。具体的には春風亭昇太、柳家喬太郎の2名を推したい。知名度なら昇太、芸術協会会長と笑点司会の激務を考慮したら喬太郎か。

3人目は演劇畑の人間である。演出家、役者どちらでも構わない。お笑いを経てない人から見た芝居の演技力の評価を入れることで新たな切り口が加わると判断した。ただ、具体的な名前は思い浮かばなかった。

3:R-1

R-1は松本ロスの影響こそ受けないがそれでも現状の審査員5人体制に関して満足はしていない。理由は以下の通りである。

一つ目は小籔は団体芸の人間であるということが挙げられる。決して「審査員として」不適格なのではなくあくまでも「ピン芸の大会」としてである。だからこそR-1からキングオブコントへの配置転換をやって欲しい。

二つ目は女性審査員がいないということである。主要な三大賞レースの中で唯一女性チャンピオンが出ているのがこのR-1である。だからこそ女性芸人がが決勝に上がった時は女性目線も大事にして欲しいと考える。

三つ目はキングオブコント同様多角的な視点での審査である。

そして、新しい審査員候補は次の通りである。

1人目は女性芸人である。理由は前述の通りである。候補としては友近が最有力か。芸歴制限の撤廃に伴いR-1チャンピオンへの意欲がどれだけあるかは未知数というのがネックか。

2人目はモノマネ芸人である。モノマネでファイナリストになる芸人もいるしモノマネ芸人がファイナリストにいなくてもモノマネ芸人は観察眼が高いので一人コントの演技等を見る時に有用になると判断した。最有力は原口あきまさあたりか。

3人目は歌ネタ芸人である。歌ネタでファイナリストになる芸人もいるのでいてもいいのではないかと判断した(一部モノマネと被ってはしまうが)候補は難しいが敢えて穴狙いで嘉門達夫がやってもいいかも知れない。


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