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笑点新メンバーは立川晴の輔

というわけで笑点新メンバー予想は見事に外れだった

息子の林家木久蔵が黄色を継ぐかと思ったらそうは日テレが下さなかった。やはり根岸のボンクラベージュによる2世アレルギーを恐れたのだろうか。だとしたらすごいぞ根岸のボンクラベージュ(悪い意味で)

とまぁ戯言はここまでにして(と書きつつ戯言が続くが)新メンバー立川晴の輔が入ることで笑点がどうなるかざっくり羅列してみる。

1:50代で新メンバーというケースを作った
50代で新メンバーというのは笑点史上初である。現司会の春風亭昇太も加入時は比較的高齢だったがそれでも40代ではあった。今回50代でもメンバーになれるという前例を作ったので今後も高齢新メンバーが出てくる可能性もあるかも知れない。

2:初の立川流
笑点の初代司会者は立川談志家元だが司会をやっていた頃はまだ落語協会に所属していた。そう考えると本格的な立川流のメンバーは晴の輔が初めてになる。そして、後述のキャラクター設定をどうするかも気になってくる

3:何キャラで行くのか
とある笑点メンバーではない落語家が「笑点は団体芸である」と言っていた。これは笑点の各メンバーにはそれぞれキャラクターが設定されていてそれに沿って大喜利をやるという仕組みが存在するということである。例えば小遊三のエロだったり好楽の貧乏、木久扇の与太郎などが当てはまる。

そして、新メンバーの晴の輔も模索期間を経て何かしらのキャラクターが設定されることになるのだが前述の立川流らしさを出せるかが若干懸念材料になりそうな感じがある。と言うのも立川流と言ったらどうしても「談志家元→ブラックユーモア」というイメージが定着している。実際晴の輔も大喜利で立川流の上納金のことを言ってボケていた。

しかし、現メンバーでブラックユーモア担当は春風亭一之輔が三遊亭円楽の後釜として機能しつつある。となるとブラック路線は先客がいて被るため難しい。かと言って先任の木久扇みたいに与太郎を引き継げるタイプでもないように見える。何キャラ路線で行くのかは気になる。

4:西日本出身者
おそらくこれも笑点メンバーでは初だと思うが晴の輔は兵庫生まれ岡山育ちで西日本出身者である(※厳密に言えば転勤族の家庭だったため関東にいた時期もありガチガチの真性西日本出身者というわけではない)

笑点で西日本出身と言えば笑点メンバーと上方落語家が大喜利対決をする正月の東西対抗大喜利がある。上方落語家が晴の輔を引き抜こうとするイジリも見られるかも知れない。

・おまけ
ここからはおまけである。

木久扇の次に高齢のメンバー(三遊亭好楽・三遊亭小遊三)2人の後釜予想(というかただの願望)を書いてみる。

三遊亭好楽→蝶花楼桃花
三遊亭小遊三→瀧川鯉八

まずは好楽の後釜だがここで大改革として蝶花楼桃花を挙げてみる。女性もレギュラーメンバーになれるという改革もそうだが「桃」色の着物の好楽の後継者が「桃」花だったら色と名前が掛かってていいというのもある。ちなみに好楽の落語協会時代の兄弟子(5代目春風亭柳朝)の孫弟子が桃花になり大姪となる。

そして、協会バランスを考えて後釜は同協会からというのが自分のスタンスだが今回の一件を考えたらどうやらそうでもないらしい。

などと書いておきながら小遊三の後釜は相応の人気と歴代の笑点メンバーにはいないふくよかさを考慮して鯉八にした(※鯉八は落語協会東京デブサミットメンバーである林家きく麿に似ていると言われたことがある)

春風亭昇太の弟子である春風亭昇也が新メンバーになり馬円楽時代の楽太郎(当時)のような師弟間での謀反があっても面白いと思ったが身内贔屓と言われそうなのと春風亭が増えてややこしくなりそうでやめた。

思い切って講談枠で某人間国宝の弟子も考えたが多忙さとあまりにもドラスティックすぎるという理由でやめた。加えて毒吐き担当が一之輔と被る。

柳亭小痴楽は大喜利が苦手らしく笑点メンバーにはあまり乗り気ではないと推測したため候補に入れなかった。

そして、一部で言われている「桃花が入ったら小遊三のエロが封印されてしまう問題」だがこれは小遊三と好楽は年齢が近いのでW勇退の形を取れば問題はないと思われる。

などと書いてきたが笑点がいつまで続くかは分からない。個人的にはできるだけ長く続いて欲しいと思っているが。




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