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題名読書感想文

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本の中を読まず、題名だけ読んで適当なことを書いています。
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記事一覧

題名読書感想文:23 挟んでもピンク、挟まなくてもピンク

 本の題名だけ読んで感想文を書く、決して宿題として提出できない読書感想文。それが「題名読…

題名読書感想文:22 自己矛盾でない自己矛盾

 題名だけで感想をひねり出して何とかする。それが題名読書感想文でございます。  今回のテ…

題名読書感想文:21 擬人化と自己言及も多様化の時代

 題名だけ読書して感想文を無理やり書く。そんな題名読書感想文をシリーズ化している次第です…

題名読書感想文:20 誤解は消費者金融からプレハブ住宅まで

 題名だけ読んで後はどうにかする、コスパしか考えていない読書感想文。それが題名読書感想文…

題名読書感想文:19 敢えて身も蓋もない表現をする呪い

 題名だけを読む読書感想文をちょこちょこやっています。それが読書感想文と言えるのかはさて…

題名読書感想文:18 サルとヒトの微妙な関係がにじみ出る

 中を全く見ず題名だけで感想を書くのが「題名読書感想文」と自分では思っているんです。でも…

題名読書感想文:17 独特な表現か、それとも天然か

 本の題名だけ読んで感想を書くという、薄っぺらい読書感想文「題名読書感想文」を何となく続けております。  今回のテーマは「誤字にも見える表現」です。  国語のテストが存在していることからも、文章には正しいものとそうでないものがあるようです。しかし、その境界線は曖昧です。と申しますのも、従来は間違っていたはずなのに、時代の流れと共に正しいとされる現象がこうしている間にも起きているからです。  例えば「悩ましい」という言葉はその典型で、もともとはエッチな印象を与えるものを表

題名読書感想文:16 本でふり、本で落とす「二冊オチ」

 本の題名であれこれ書く「題名読書感想文」。それを読書感想文と呼んでいいかはさておき、ち…

題名読書感想文15:検定を省略したら重複する

 本の題名だけ読んで感想を書く、最も読書を拒絶した読書感想文、それが「題名読書感想文」で…

パロディ書籍名収集記 「〇〇は××の夢を見るか」編

 世の中、毎日のように膨大な本が出ていますけれども、たまにどこかで聞いたようなタイトルが…

パロディ書籍名収集記 「まいにち、〇〇」編

 世の中、毎日のように膨大な本が出ていますけれども、中にはしっかりパロディしているタイト…

パロディ書籍名収集記 「本当は恐ろしい〇〇」編

 世の中、毎日のように膨大な本が出ていますけれども、中にはしっかりパロディしているタイト…

パロディタイトル収集記 「失われた〇〇を求めて」編

 世の中、毎日のように膨大な本が出ていますけれども、中には先人のタイトルを踏襲しているも…

題名読書感想文14:付加価値の波はぬり絵にも到達する

 本の題名だけで感想を書いてみる、堕落を極めた読書感想文を最近は頑張ってます。頑張って堕落しているんです。  今回のテーマは「付加価値」です。それまでにも存在していた何かに新しい価値をくっつける行為を指すようです。例えば、ポップコーンと言えばおいしいお菓子でございますけれども、「実は食物繊維が豊富で身体にいいんですよ」なんて価値を新たにくっつけて売り出すわけです。そうすると、常日頃から食物繊維を食らいたくてたまらないタイプの方々が、「何、ポップコーンってそうなのか。そりゃあ