見出し画像

大学受験英語:逆説の直前対策

2023年の大学入試も近づいてきました。そこで今回は直前対策、それもこれまで受験勉強をまったくしてこなかった「(自称)受験生」を念頭に置いた直前対策のお話をします。

大切なことは、直前対策をやらないことです。過去問を解いたりといった直前対策は、これまで順調に学習をしてきた人が行うものです。いまから受験勉強を始める人には時間の無駄です。では何をやるのかというと、基礎固めです。

辞書数冊、文法書数冊、それと音源付き例文集と音源付き単語集、そして音源付き熟語集を用意します。全部で3,500くらいの例文が暗記対象になると思います。これらの例文を私大入試までに、辞書と文法書を頼りに覚えていくようにします。暗記の仕方はこのnoteですでに紹介してあります。

もちろん、受験勉強はしていないといっても、高校の教科書でしっかり学んできた人と、中学のどこかのレベルで止まっている人とでは、この学習法の実行可能性に差が出るのも確かです。中学レベルの復習から始めないとダメだという人は、そのレベルの単語集と例文集から始めればよいのです。これは1か月では難しいと感じるかもしれませんが、やらなければそれで終わりです。やれば可能性が開けます。もちろん、次年度以降の入試に目標を再設定するという選択肢もあります。人生の選択肢は1つではありません。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?