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Vol.23 the HIATUS

どもです!久です。

レビュー23回目はthe HIATUSです🖼

高1の春くらいにTSUTAYAの広告でELLEGARDEN細美武士さんが新しく音楽活動を始めると言うのを知って聴き始めました。細美さんだからメロディックパンクな音かと思ったら今まで聴いた事もない繊細で力強いサウンドに驚いた!まずROCKとピアノってこんなにも相性がいいの⁉️と感動したのを覚えてる!特に好きな曲で「Ghost In The Rain」はピアノの美しい音とロックの疾走感が見事にマッチしててすごく気持ちいい✨

1st ALBUM 「Trash We'd Love」は特に好きなアルバム。まだ少しエルレの名残があってパンク色が強いが完成度が高すぎる!どの曲もピアノの音色が心地いい。こんなにもピアノが活かされてるロックバンドは数少ない様な気がする。
リード曲の「The Flare」はエモーショナルで豪快なロックサウンドにクールなピアノがカッコイイ👍🏻
メロディックでエルレ感を感じる「Lone Train Running」と「紺碧の夜に」 ラウドに疾走するバンドサウンドがカッコよすぎる「Storm Racers」 まるでジブリ映画のワンシーンの思い出させる様なピアノと細美さんの美声が響く「Little Odyssey」とクオリティが高い曲が11曲収録されている。

2nd ALBUM 「ANOMALY」から徐々にパンク色が後退しロックサウンドの他に電子音楽を取り入れた実験的要素が増えつつあり個人的にはHIATUS史上ダークでラウドな作品だと思う。耳をつん裂く轟音で幕が上がるアルバム1曲目「The Ivy」 ラウドな「Talking Reptils」 クラシカルなピアノの旋律とグランジが融合した「My Own Worst Enemy」 1st EPの「Insomnia」は細美さんの切ない歌声と壮大なストリングスが鳴るエモチューン!都会的な曲調が印象的なジャジーなバラード「Antibiotic」 まるで一つの芸術作品を見ている様な神秘的なエレクトロニクスとブレイクビーツが中核を担う曲「Walking Like A Man

3rd ALBUMの「A World Of Pandemonium」はアルバム全体がAcousticな素朴で繊細な曲が多く聴いていて落ち着く。アートロックやプログレ,マスロックの匂いが漂いつつ根はやはりオルタナロックが感じられる!2nd EP 「Hatching Mayflies」の収録曲「Bittersweet/Hatching Mayflies」もアルバムに収録!
この辺りからもう言葉で表現するのが難しい曲ばかり...ただどの曲も芸術的で美しいので是非とも聴いて頂きたい‼️テクニカルで難解な曲なのにキャッチーで聴きやすいのは百戦錬磨のメンバーが集まったからだと思う!アルバム収録曲の「Deerhounds」はアコースティックで少し行進曲の様なリズミカルなサウンドに曲中盤から絡むエレクトロニクスがいいアクセントになっている!

2012年にKey担当の堀江博久さんがソロ活動に専念するために脱退し、ツアーメンバーだった伊澤一葉さんが本参加に。

そしてユニバーサルミュージック系レーベルのNAYUTAWAVE RECORDSに移籍。

2013年に3rd EP 「Horse Riding EP」をリリース。「Horse Riding」はアコースティックギターとピアノが絡む放牧的な楽曲、c/wの「Waiting For The Sun」はリズミカルなドラムとカリンバの美しい音色が響く印象的な曲、すごく好き!

2014年にレーベル移籍後初のアルバム「Keeper Of The Flame」をリリース!ダンスミュージックやインディーロックを取り入れミニマルな電子音楽にアコースティックサウンドを融合させたHIATUS独自の音を追求したアルバムになっている。
もうジャンル分けは不問である😙

2016年に5枚目のアルバム「Hands Of Gravity」をリリース!前作の打ち込み路線から一転し初期を彷彿とさせるアグレッシブなバンドサウンドを展開したアルバムになっている。

2019年にバンド結成10周年を迎え同年にアルバム「Our Secret Spot」をリリース!成熟したバンドサウンドは深みが滲み出ているような
余裕と安心感を感じさせるハートフルで温かい楽曲を多数収録✨

the HIATUSはアルバム毎に全く表情が違っているからバンドサウンドの幅の広さに驚愕する‼️‼️実際に生で曲を聴きたいバンドです!ライブ行きてぇ~😆

最後まで読んで頂きありがとうございました!

それでは、また。

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