見出し画像

見切り発車のメリット【オヤジ店長のツイート日記 vol.82】

こんにちは!オヤジ店長と申します!

人材育成、リーダーシップなどについてTwitterで発信している某外資系アパレルブランドで店長をしている読書好き、50代のオヤジです!

簡単な経歴や活動は、宜しければ私のTwitterをご覧ください。➡ @OyajiTencho

ツイートした事を掘り下げて記事にしています。今回のテーマは?

「見切り発車」先出ししていくメリット

早く行動するメリットについてツイートしました。結構反響♥️頂いたので掘り下げたいと思います。

このnote記事も内容が良いと思われたら「スキ♥」を押して頂けると幸いです。コメント、感想等も合わせて是非、よろしくお願いいたします!

「見切り発車」とは時期尚早で、まだ煮詰まっていないのに早まった行動を起こす等、ネガティブな意味合いが強い言葉ですが、メリットもあると思った事をお話ししたいと思います。

Twitterのプロフにも記載していますが、私は現在58歳で60歳から「講師」として独立起業を考えています。

現在はご周知外資系のアパレルブランドでマネジャーをやっていまして60歳で所謂「役職定年」になり管理職はそこで終了となります。

60歳から一般社員として再雇用してもらう事は出来るのですが、還暦で今の会社は一区切りを付けて前々からやってみたいと思っていた「講師」を足掛かりに最終的には人材育成に特化したコンサル業で人の流出や人材育成に悩んでいる会社や管理職者の為に起業してみたいと思っています。

安定か、やり甲斐か…

家族や周りの人達は「折角長く務めた今の会社を辞めるのは勿体ない」「絶対延長した方が良いよ」「独立起業なんて年齢的にもリスクがあり過ぎる」等々言われています…

確かに30年以上働いている会社ですし、後2年経てば一般社員ですから、現在のように売上のプレッシャーや様々なストレスから開放されるのと一般社員になって収入が減っても「継続給付金」等の制度を使えば多少補填も出来るので「安定」を選ぶなら間違いない選択ですし、最近弊社も高年齢化で60歳を迎える人が増えて来ましたが、皆「絶対辞めない」と延長し辞めている人は誰もいません…w

しかし、ここ数年やりたい事が出来なくなってしまって大変ストレスが溜まっている自分がいるのです…

幾つになっても達成感とやり甲斐を感じたい気持ちが強く、2年後どうなるか分かりませんが、やはりやりたい事を優先しようと考えています。

しかし「カネ無しツテ無しコネ無し…w」の私は「じゃあ講師になるのにどうしたら良いの…?」と悩んでいました…そんなある日、講師起業についてあるセミナーを発見し参加する事にしました。

その際、様々なビジネスマインドを教わり、その中に「行動」の重要性もありました。行動については耳にタコだったのですが、一つ気づきがありました…

それは「目標に対して何かしら準備しているなら100%になってから行動を起こすのではなく60%くらいの段階でやっでみる」という事でした。

どんどん「先出し」して行こう!という事ですね。

準備は自己満足にならないように…

一般的に行動を起こす時、準備はしっかりやってスタートした方が良いと思いがちですが、準備の出来栄えが100%でも60%でも大して変わらないというのです。

「そうかな…行動は大切だけど【見切り発車】はどうなのかな…?」と思いましたが、先出しする根拠として

「例えば自分が完璧だと用意周到に準備した物が一発で受け手に(提供したいお客様やターゲット)100%しっくりとハマる可能性はかなり低い」

「それなら早めの段階で出してしまってフィードバックをもらいながら改善改良し精度を上げていく事を勧める」という事でした。

「なるほど…」いい加減な見切り発車は良くないものの「自分がこれが良い!完璧だ!と思った物でも受け手はそうは感じないかもしれないし、入念に作っても無駄になる可能性もあり、そちらに時間を使うより未完成でも早めに出して反応を見て行くのもアリだな…」と腹落ちしました。自分目線から相手(お客様)目線の思考ですよね…

そんな気づきがあった時、とある講師協会の審査会が関西で開催されるという案内を見つけました。模擬登壇がありコンテンツも自前でOKとの事。

今までなら「コンテンツアイデアはあるけど完成してないしな…」「講師としてデビューもしていない俺に審査会なんてまだ早いかな…」等と躊躇っていたと思いますし、審査会まで10日程しか無かったので、準備が間に合わないとスルーしていたと思いますが、前途のマインドが頭によぎり

「やってみるか!」と応募しました。

コンテンツアイデアは「人の流出を防ぎ離職率を下げる方法」という今までTwitterやnoteでも投稿してきた事を盛り込んだ内容です。

審査会まで時間は無かったのですが、急いでテキストを作り、一人ロールプレイングをしたりカミさんに受講生役をやってもらい感想を聞きつつ、準備しました。

講師認定審査会

審査会と言っても私を含めて応募者は4名しかおらず、登壇時間も30分程、審査員も一人という大変小規模な会でしたが初登壇の私はドキドキワクワクです…w

応募者の方々は社内講師や講師としてフリーランスの人もいて未経験者は私のみ…w

審査会で初登壇する私…w

私は最後の番でした…皆さん慣れた感じでそれぞれ持ち込んだコンテンツを披露されていたので「やはり場違い…(汗)」と頭によぎったのですが、始まると意外に緊張せず終了…あっと言う間でした。

審査員から「興味深いテーマですね」「自然体で恐らく普段もこういう方なんだろうなーと思いました」と言われ褒められているのか分かりませんが、素直に嬉しく感じましたw

しかし色々指摘、アドバイスも貰いました…(汗)

内容は割愛しますが、頂いたアドバイスは私が全く想定していなかった事ばかりで「なるほど…それは確かにな…改善の余地があるな…」と気づく事ばかり…

その時私は「先出しするメリットってこういう事…w」と思いました。

先出ししないと試行錯誤は出来ない…

前途のセミナーを受けた時「〇〇さん(私)は、まだスタートラインに立ったばかりだし何かしら世に提案した所で、それが失敗だったとしても誰も傷つかないし迷惑もかけないですよ…」「あーでもないこーでもないと行動を遅らせるのは、恥をかきたく無いとか自分のプライドの問題で時間の無駄遣いです」と言われた事を思い出しました…

私は一着何十万もする大変高額な洋服を販売しています。それはデザイナーが100%以上の準備と想いが詰まった商品で見切り発車等、許されない事。

しかし、その偉大なデザイナーも駆け出しの頃は、自分の考えたデザインをずっと温め続けるよりコレクションを世に沢山だし、試行錯誤しながらここまで来た筈ですし、新しいスタートをする時は特に「見切り発車」の先出しメリットはあると思います。

還暦が駆け出しになりそうな私ですが、早めの行動を積み重ねて頑張って行こうと思っています…w

最後までお読み頂きありがとうございました!🙇

*お知らせ*

上記、私が提案した「人の流出を防ぐ、離職率を下げる方法」というコンテンツですが、セミナーをやって行こうと思っていますので、興味のある方はTwitterのDMか下記メールアドレスでも構いませんのでご連絡下さい。(どのようなセミナーなのか企画書等、お送りする事も出来ます。基本Twitter、noteのフォロワー様限定)
先ずはメールでやり取りして、Zoom等でお話しし、その後、話がまとまればご都合の良い場所に(会社の会議室等、私が日帰りで行けそうな所)お伺いしセミナーを開催したいと思っています。勿論無料です。

Twitter :  @OyajiTencho
E Mail :  oyajitenchogogo@gmail.com

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?