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「汚れる」ことの気持ちよさと、「汚れない」ことの心地よさ。

こんにちは!OYAKOLABOアート担当のちーちゃんです。
8月のキャンプ&アートの会が延期となり、今回ひさびさにOYAKOLABOを開催しました。

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10月31日(日)、自然×アート編「ちからdeアートの会」の様子をお届けします!

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前日、当日朝と大雨でしたが、参加者のみなさんが集まる頃には雨も止み、
マスク越しではありますが、元気な声が聞こえてきます。

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自己紹介では「はやく絵を描きたい!」と子どもたち。
「汚れてもいいよと言ってきました!」とお父さんお母さん。

今日は絵の具をつかうけど筆をつかわない、という話をすると、
「葉っぱをつかう」「頭や髪の毛で描く」などいろいろなアイディアが飛び交いました。

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毎回恒例の絵本の時間。
「こんにちは、わたしのえ」という絵本は、
絵を描くことの気持ちよさをおしえてくれます。

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さあいよいよ、みんなで筆をさがしに森のなかへ。

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筆はありませんが、「ちからdeアート」ということで
代わりに回転台を用意してみました。

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さっそく回転台をつかってみたり。

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生まれてはじめて絵の具にさわってみたり。

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葉っぱからうまれる、うつくしいストロークにほれぼれ。

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色を混ぜる実験をしたり、

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おしりをつけて、大胆に!

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時間がすすめばすすむほど、
子どもたちの表現の幅は広がっていきます。

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親子でラストスパート!

絵の具を存分にたのしんだところで、
午後からは、すこしの時間ふりかえりをしました。

「学校の授業では絵の具が12色あるので、はじめ『色が少ないな〜』と言っていた。絵の具を混ぜると色ができることがわかり、比率を変えると色も変わることに気がついていた」

「近くの子が手でやり出したのをみて、子どももあと10分でやりはじめた。自分もやってみたら気持ちよかった」

「絵に性格が出ていた。姉弟で、それぞれ自由の解釈がちがってぶつかることもあった」などなど。

子どもたちの一番近くにいる保護者の方のお話からは、運営側の私たちが気づくことのできない、貴重な子どもたちの様子を伺うことができました。

肯定的なことばかりでなく、ネガティブなことも、こうして一旦フラットにして俯瞰的に捉えることが、子どもへのまなざしを深めるうえでは必要な過程だとあらためて感じます。

そのなかで、
「画用紙の上で転んだり、絵の具が偶然服についたりしたことがきっかけになって、全身に絵の具をつけてあそびはじめた」という話がありました。

「手を洗って、消毒をする。」

今となっては当たり前になりましたが
そんな常識が子どもたちの中にも存在しつつある今だからこそ、「汚れること」が許される表現の場を大切にしていきたいですし、
同時に「汚れなくてもいい」心地よさも保証できる場にしたいと思いました。

わたし個人としてはカメラをかばうあまりに、汚れることができなかったのをひどく後悔していますので(笑)
同じワークをするときは人一倍、絵の具であそぼうと心に決めました!

今回は感染症対策で、長いロール紙を家族ごとに切り分けて
スペースや画材も完全に分けた状態でアートワークをおこないました。

来年はまたロール紙を長いまま、みんなで使えるといいな。

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ご参加いただいたみなさま、本当にありがとうございました^^

次回は11月28日(日)自然×あそび編「秋の焚火でまきまきパンを焼いて楽しもうの会」、
アート編は12月19日(日)に「ひかりdeアートの会」をおこないます!





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