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【森のようちえん】後先考えず、好きなことをとことんできる環境が必要

こんにちはー!
お母さんなら「あぶないからやめなさい!」と言って止めることをやってばかりのようちえん、おやまのようちえんの酒井です。

(注)おやまのようちえんは森のようちえんですが、かなり攻めてるアクティブなようちえんだと思います。全ての森のようちえんがうちのような感じではありません。

未来思考の大人 VS 今を生きる子ども

子どもは好奇心の塊です。小さい子であればあるほど尚更です。
なんでもやってみて自分で確かめたくて仕方ありません。

大人は知識があるので、未来を予想できてしまいます。
なので予想した未来が危ないとか汚いとか予定に支障が出るとか他人から変な目で見られるとか、ネガティブなものであれば子どもにストップをかけたくなります。

でも、子ども自身が大切なのは未来ではなく今、得たいものは結果ではなく体験であることが多いように思います。
だから子どもは大人から見たら後先考えない行動をします。
だってやってみたかったんだもん、てなもんです。

やらないとできるようになるわけない

子どもは好奇心の塊なので、興味のあることはなんでもやろうとします。
大人は知識の塊なので、ストップをかけようとします。

子どもはそのストップを時にかいくぐり、時に許しを得たタイミングで行動に移します。

例えば料理の手伝いをしたがったとします。
卵を割ってみたいとか、粉を振ってみたいとか言い出すでしょう。
お母さんからしたら絶対キッチンぐちゃぐちゃになるし、やらせたいくない!と思うでしょう。

でも、もしも、好きなように自由にやらせてみたらどうなるでしょう。
すぐに飽きるかもしれません。
もしかしたら夢中になってやるかもしれません。
もし夢中になってやったとしたら、とことんやった先には何か花開くような気がしませんか?

でも、現実的にはそんなことできるわけありません。
そんなことさせられるゆとりも環境もありません。

そうです。普通はできないのです。
じゃあ普通じゃない環境なら?

後先考えず、好きなことをとことんできる環境が必要

知識や常識は体験をブロックします。
やるまえからその体験の価値をジャッジしてしまうからです。

体験の本当の価値は体験そのものにあります。
体験から何が得られるかは誰にもわからないからです。
予想はできますが予想は外れます。
予想外のことが起きるから人生は楽しいのです。

しかめっつらされるようなことも大いにすると思いますが、子どもたちは本や映像で見知った知識よりも、様々な実体験を通して自分で納得して得た知恵を重ねていって大きくなっていくものです。

子どもたちには後先考えず、好きなことをとことんできる環境が必要です。
本当は大人にこそ必要なんですけどね。
子どもを信じて見守るのも、背中や生き様で語るのも大人の役割ですから。

それではまた〜


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