こんにちはー！
おやまの中にあるようちえん、おやまのようちえんの酒井です。

おやまのようちえんでは一時預かりを受け入れています。
なので、他の幼稚園や保育園に在籍しながら、ときどきおやまのようちえんにも来るという形をとっている子たちもいます。

良い傾向です。
特に、子ども自身の意志で「今日はおやまのようちえんに行く」と決めたのなら、とても価値があることです。

終身雇用の崩壊

大人の世界では、新卒で会社に就職したら定年まで約40年間同じ会社で勤め上げる、終身雇用が常識とされていた時代がありました。
会社を途中で辞めて別の仕事に就く「転職」という言葉には、若干のネガティブな意味合いも含まれていたように思います。

しかし時代は移り変わり、転職は珍しくなくなり、むしろ新卒から定年まで一つの会社で勤め上げる人は約３割と少数派となっています。

現実は変わってきているけど、慣習が追いついていない

大人の世界はビジネスの世界です。
ビジネスは自分や自分の所属する組織の価値観のみで成立するわけがなく、世界中の動向がバタフライエフェクトのように複雑に関係しあい、影響し合います。
変化する世界の中で生き残るためには自らも変化し続けなければならず、仕組みや価値観も時代と共に変わっていきます。

大人の世界が変わっても、子どもの世界、つまり教育の世界は変わりません。もちろんICT教育が導入されるなどツールの変化はありますが、教師が生徒を指導する上下関係をベースにしたスタイルや入学したらその学校に通い卒業するという当たり前は１００年以上変わりません。

これは大きな矛盾です。
大人になる手前の子ども時代に、大人の世界で当たり前となりつつある転職やフリーランス、つまり自分の意志で自分の人生を選択するという感覚や価値観が練習できる仕組みになっていないのです。

堂々と選択しよう

大人の世界が多様化している以上、子どもの世界も多様化するべきではないでしょうか。
今日いる場所と明日いる場所が違ってもいい。
今日好きなものと明日好きなものが違ってもいい。
その時々で自由に選択できることが子どもたちには必要なのではないでしょうか。

おやまのようちえんでは常に一時預かりを受け入れています。
おそらく他の園では体験できないであろう自由と挑戦に満ちた体験をすることができます。
今日園に行く気分じゃないときは、一度おやまのようちえんに来てみてください。

それではまた〜

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