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健康な発育は【食】から!給食がオーガニックへシフトする動きが活性化している話(前編)

どうも、最近めっきり寒くなって来たと目にする度に、自分の服装に疑問を抱くスタッフKです。未だ半袖を貫く私は健康優良児。

さて健康優良児と言えばテンプレートみたいな服装がそれこそ【半袖半ズボン】だったと思います。今でこそ様々な理由で着用を避ける小学生も多いようですが、令和5年現在でもカ〇オやのび〇のようなテレビの中の小学生像では代名詞のような存在、それが半袖半ズボンでございます。

個人的には寒さに対する抵抗力が下がるような気もするんですけど、詳しい方がいたら教えてほしいものです。

さてそんな人間のカラダにおける免疫力や抵抗力は、やはり私達昭和世代が小学生の頃と現代を比較すると、あくまで個人の感想ですが色々な理由で下がっているような気もしますね。

その理由がやはり【インドアでの遊び】が充実してきた英きぃおうもないとは言えないと思います。私達の頃にもファミコンというインドア遊びのパイオニアが猛威を振るっていた時代ですが、それでも某名人の【ゲームは1日1時間だ!】というキャッチフレーズを親がうまく利用し、決まられた時間内でファミコンを堪能した後は外で夕方になるまで遊ぶ、という生活だったような気がします。

今年で40周年だそうです

ですが現代っ子(古い)は私たちの時以上に選択肢が多いです。
習い事の増加もそうですが、やはり通信関係の爆発的な普及が後押ししているようにも感じられます。

勿論統計上の事ですので、『うちの子はそんなことないです!!』といったご意見もおありでしょう。しかし現状子供たちが免疫向上の為の体の発育における環境は昔より今の方が良くないような気もしますね。都心部に行けば行くほどその傾向は見られるようです。

ではどこで免疫力を育てるのか?

それはもう

【食事】


にしか可能性を感じないのです。

ですが現代の食事といえばコン〇ニ弁当や即席ものが主流を占めているのです。子供を共働きで育てている方なら尚更その傾向は強いでしょう。私も忙しさにかまけてついついお手軽に食べられるものをチョイスしてしまいがちです。

ですが義務教育を受けている子供たちは、平日昼間に確実に食事を提供されるシステムを享受できているのです。

それが【給食】なのです!!!


ちなみに給食の始まりは明治22年。

栄養士さんたちが毎月献立を考えて美味しくて栄養バランスが取れる食事を提供してくれる・・・今思えばなんとありがたくて幸せな制度なのでしょう!!クラスメイトと班を作って語りながら食べる給食は今でも感慨深いです。ていうか大人の世界にも給食制度を下さい。その際は是非とも糖尿に優しいメニューでお願いします。

しかし最近の給食にも、日本政府の魔の手が忍び寄ってきています。

悪名高き【コオロギ給食】ですね。

これに関しては話題性も少々古いし、深く掘り下げるのはまた別の機会にとは思いますが、そもそも『なぜ”コオロギ”である必然性があるのか』という部分と『なぜ”子供たちの給食”を狙ったのか』という不可解な部分があるんですよね。まず国会議事堂の食堂から始めなさいよね。

実際のところ昆虫食自体を否定するわけではありませんが、甲殻類アレルギーを持つ人には同じような症状が出るとの報告もあります。もちろん小麦やソバにもアレルギー反応がある方はいらっしゃいますのでそれだけを以って批判するには値しないでしょうが、常食化するにはもっと歴史を積み上げない限り厳しいとは思います。

そもそも子供たちにコオロギを食わせる前にやることがあるんじゃないの?

それが【給食の食材】の改善です。

そもそも昭和時代の給食は、団塊世代の人口増加に伴い安価で大量に調達できる食材が重宝されていました。米食とパンに関してはまた一味違う歴史の歪みがありますが、それはここでは割愛します。

特に昭和50年には学校給食用の小麦粉に【L-リジン】と呼ばれる飼料添加物を強化する施策を取り、一部の猛反発に遭って取り止めたという経緯もあります。L-リジン自体はタンパク質の生成をサポートする物質で必要なものではありますが、過剰摂取すると下痢や腎機能障害を起こすこともあるようです。

大量生産・大量消費が持て囃された時代は確かにありましたが、それが今の令和の時代にふさわしいかといえばまた別のお話ですね。実は、そんな時代に寄り添った施策が進められているのです。


オーガニック給食マップとな!?!?



という訳で次回はこれについて少しお勉強してみたいと思います!
コオロギを食べながら・・・。