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ゲストハウスを開業するまで vol.2

前回は自治会とのやりとりについて書きました。

今日は「いよいよ、住民説明会!どんな反応なのか?」編をお届けします。

自治会との話し合いに慣れた

移住してから4ヶ月が経ち、自治会さんとの話し合いも少しずつ慣れてきました。細かいことをつめていく時間はないので、大枠の間取りとか建物の使い方など根幹となるようなことを固めて、細かいことは工事をしながら調整していくことにしました。正直、細かいところまでは誰もチェックしないので、最終的には現場に入って私が指示することにしようと決めていました。
10人以上が参加する会議で、詳細をつめられるわけもないので、肝心なところだけ押さえて後は自由にやらせてもらう方がいいと判断しました。
ただ、後々もめないように自治会長さんには仕事の進め方を相談して決めました。
会議のメンバーもやる気のある人も入れば、区長なので仕方なく来ている人もいます。やる気と決定権のある人に話を通しておけば、大きな問題が起きないこともここで学びました。

住民説明会開催

それで夏が過ぎ、住民説明会が開催されることになりました。自治会は7つの区で構成されていて、今回は区ごとの開催でした。
内容は区民として空き家問題にどう取り組んでいきたいかの意見収集と、今回のゲストハウスを含む空き家改修事業の説明です。実はもう一件ゲストハウスとは別に改修する建物があったので、それと合わせての説明になりました。
私はゲストハウスの説明の担当をしました。

①自己紹介
②そもそもゲストハウスとは何か
③どんなゲストハウスにしたいか
④収支計画

を話して、その後は質疑応答でした。
参加者は区によって大きく異なりますが、毎回20名以上は参加していました。多いと50人以上いたような記憶です。

それで、結果からいうと、反対はなかったです。
基本的にはどうぞ好きにやってくださいって感じの人が多くて、悪く言うと無関心な人が大半でした。
収支のことを心配する人がいたり、ゲストハウスのことをよく知らない人で外国人が押し寄せてくるのは不安みたいな意見はありましたが、説明するととりあえず納得はしてもらえました。
逆に協力するよって人もいてそれはありがたかったです。

ただ、同じ話を7回もするのは退屈ですし、基本的に反応がないので説明が適当になってしまったこともありました。
そしたら、つまらないのはわかるけど、ちゃんと話した方がいいと、役所の人に注意されて、気を引き締めて、ちゃんと説明するようにしました。

関係のない住民さんに説明して、何の意味があるのかとも思いましたが、自治会の事業なので、住民さんに説明しないまま進めるのは問題がありますし、存在をなんとなく知ってもらっているだけでも後々の手助けになると思い、頑張りました。

説明会も無事終わり、とりあえず大きく反対されるようなこともなかったし、これから工事に向けて準備だ!頑張るぞって感じだったのですが、この事業は思いがけないことで頓挫してしまうのでした。そのことについては次回。

次回予告

次回はグッバイゲストハウス、私の心は何処へ編をお届けします。


ちなみに
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実際の売り上げがどうなってるか気になる人はぜひ


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