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口コミ評価の是非


ミシュランの星

ミシュランといえば、最近はタイヤより、星付きのレストランガイドが有名で、ミシュランの星をとるための奮闘を描いたテレビドラマが放映されるなど、食通のみならず、グルメ好きの人たちのレストラン選びの重要な判断基準になっています。

4月9日に京都のホテルで大阪と京都のミシュランガイド2024が発表されました。

ミシュランの星をとると、一流レストランのお墨付きをもらった印象を受けます。
ミシュランに掲載されるレストランや料理店は、敷居が高く、料金も高いイメージがあります。昼ワンクール、夜ワンクールの店が多く、店構えも目立ったところが少ないです。

雰囲気も良く、おいしい料理を提供するレストランを選ぶときには、ミシュランガイドはうってつけです。高い料金を支払っても、それに値する料理、雰囲気が保証されている気にさせます。

高級な料理を食するときには、高額な支払いをするため、店選びを失敗したくないという思いが強くなります。

ぐるなびの口コミ


高級料理だけではなく、外食するときには、ぐるなびなどの口コミを多くの人が使っています。

レストランを選ぶときに必ず、口コミを見る人は少なくありません。採点が4点以上の飲食店にしか行かないという人もいます。
採点1を記している人の他のレストランの採点を見て半分以上1があれば、その採点は選択基準から外すなど、シビアな対応もありますが、現代ではネットの口コミをもとにレストランを選ぶのが「常識」になっています。

飲食関係のほかでもネットの口コミは重用されていますが、口コミが普及するのに比例して、トラブルも発生しています。ウソや、誹謗中傷、架空の書き込みなどをされて、迷惑を被っている人たちがいます。


グーグルマップの口コミトラブル


最近も、医師がグーグルマップに医院へのひどい書き込みをされたと、グーグルに対して、再度の改善などを求めて、団体で提訴した報道が各局で流されています。

何かを評価するときには、本来、評価の責任が伴わなければ、無責任な評価となります。しかし、ネット上での口コミの評価はたいてい匿名です。評価が良かっても、実際、良くなかった、悪かった場合があっても、人によって好みが違うから仕方がないか、で済まされるのがネット上の評価です。

客にとっては、ネットの口コミは参考であり、評価通り以上であればいいなと思えばいいのですが、店側にとっては、ウソの情報を流されたらたまったものではありません、抗議しようにも相手がわかりません。ですが、そのウソの評価で店の評判ががた落ちになると、営業妨害です。

文字に書かれた評価は影響力大

文字に書かれた評価は後に残るため、意外と影響力が大きいです。書く方は気軽に書いていても、読む方にとっては大変重要な情報になり、評価に引きずられます。

私が専門学校の講師をしていた時も、受講者である学生から学期ごとに評価されていました。学生は遠慮しないので、辛辣な評価も出てきます。

匿名でしたが、具体的な事例も書かれているので、だれが書いたか、おおよその見当はつきます。

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