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真、問う

タイトルが決まりましたね。
「真実を問う」みたいなニュアンスで取るとお二人がだいぶ切り込んでくれているので、いいタイトルだなーと眺めていて思いました。
ファッションブランドmatohuというのもあるけれど。

さてさて、私は最近何をしていたかと言うと懐石を作ったり、茶事の手伝いや座禅をしたり、茶庭の掃除などなど。インターネットから少し離れてアナログな生活を送っていました。お便り遅くなってしまってごめんなさい。

金沢のお宿無何有さんに行って、日本で唯一室町のたてはなが出来る花士さんにお会いしてお話してきたよ。
生けている時、まるで神事を見ている様で。
他の花の仕事をしている人達を否定する訳では無いけれど、私が思う本物はこれだ!と思ってしまって。
生けている時の珠寶さんは我がなくて、身体を器にしている感じで。なる様に成っている。全身の鳥肌が止まらなかったです。
これからの課題は日常に積み重ねた事を元に、生ける時は身体を器にする事だなと思っています。
中々社会の時間を生きていると厳しいのだけれど。


こう言う言い方をしたら少し老いた感じがするのだけれど「今ここ」に集中して、自分の時間を生きるのはそんなに悪くないなと思う日々です。
花の仕事以外にお茶事に関わっているのだけれど、常に掃除を徹底していて、バックヤードも大凡15分毎に綺麗にする意識が働いていて、使ったらすぐに洗いに出してすぐ拭いて戻す。
着飾る意味合いで「美意識」と使う方々もいるのだけれど、私が昔から思っていたものを大切に扱う為の「美意識」がここに存在して、慌ただしく流される情報から自分自身を取り戻すことができました。
日常から美しい仕事をしていると姿勢にも気遣う様になって、環境に大きく変えられています。


碧さんへ

ロンドンで生活基盤を築けたと聞いて、安心しました。
最近は投稿を見れていないけれど、Instagramで美術館にに日々行っている様で羨ましいです。
ROBEのあづちゃんとも楽しい時間を過ごせたのかな?
S for shokoのブルーのコート、やっぱりとっても似合っています。
仕事で生菓子を買いに出かける機会が多くて、餡子のワードが出る度に碧さんを思い出す日々です。
そこで!私が碧さんに送りたい和菓子春夏コレクション!(ぱちぱち)
春は高円寺山桜桃屋さんで出会ったしろ平老舗の「小桃大福」。
白餡と、小桃の酸味がさっぱりとしていて甘すぎず美味しいのです!

初夏は赤坂塩野の燕子花。
お茶の世界では有名な老舗です。ただ、燕子花の木型のお菓子は一般向けに出しているわけでは無いかもしれないので、入手出来たらお知らせします。
ここはどら焼きとか豆大福も美味しいみたい。
佇まいも古き良きなのでお連れしたいです。
これからは、葛切りや水羊かんが美味しい時期ですね。
これからの時期探索して、いいお店があったらまた紹介します。
私がロンドンに行くときか、東京にいらした時にお渡ししたいです。


若葉ちゃんへ

若葉ちゃんの思う「好き」の感覚がぬるま湯みたいに浮遊している感じとか、時間飛行を感じる時は「深夜から朝方徘徊している時」と言う返答が意外でした。

いつも会っている若葉ちゃんは、さっぱりとしていて自己が確立されているバキバキ戦闘できますって雰囲気に見えていただのだけど。
チラリと浮遊する力って、柔軟さでもあるよなあと。
もうすぐ会えるので、ここでは多くを語らずにして、沼津で若葉ちゃんに会って、近況聞けるの楽しみにしています。


人に向けてブログを認めると、その人に会いたい気持ちが増してくるね。
Facebookメッセンジャーや、LINEとも違う、考えて伝えたいことだけ捻出すると少し温かみのあるお便りになる。
更新に時々時間がかかることがありますが、これからも宜しくね。

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