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Backlog の入門ワークショップ 第2弾 をやってみた

 リーマンサット・プロジェクト内の勉強会として、Backlog入門ワークショップの第2弾を開催したので記録として書き残しておく。

開催概要

タイトル:「Backlog入門ワークショップ #2 Gitの基本とTortoiseGitの使い方」
日時:2019年3月24日(日) 10:00~12:00
場所:コワーキングスペース茅場町 Co-Edo
対象:リーマンサットプロジェクトのメンバー

背景

 リーマンサットではプロジェクトメンバーのコラボレーションによりソフトウェアが開発されている。一堂に会する機会の少ないメンバーが共同で開発するには、バージョン管理システムの利用が不可欠であり、リーマンサットではBacklogの主要機能のひとつであるバージョン管理システム「Git」を利用している。ソフトを開発するメンバーは、ソフト開発のプロから趣味でプログラミングをやっていますという人までスキルの幅が広く、Gitの未経験者・初心者も数多くいる。そこで、Backlog入門ワークショップの第2弾として、Gitを取り上げることにした。

目的(ねらい)

・Gitとはどういうものかを知ってもらう
・コマンド入力なしでGitの操作を行うことができるWindowsアプリケーション「TortoiseGit」でGitの基本を体験してもらう

参加者募集

 超小型人工衛星2号機開発プロジェクトのミーティング当日の午前中に枠を取ってもらい、少人数にしたかったのでそのプロジェクトの中だけで募集を行った。その結果、当日集まったのは4名だった。

ワークショップの構成

・Gitの基本説明
・TortoiseGitを使用したGitの基本操作実習

Gitの基本

 はじめにPowerPointでGitの基本を解説した。解説ではなるべく専門用語を使わないようにし、基本編の終わりに実習の導入として、Gitの基本用語の説明を行った。
・バージョン管理システムと言ってもイメージしにくいと思い、Microsoft Wordの変更履歴の記録と表示,別々に編集されたWordファイルの統合を自動的にやってくれて、古いバージョンに戻すことできるものということを示す
・Git提供サービスとして、GitHub, GitLabそしてBacklogを紹介
・Gitの基本用語は、ワークショップにでてくる用語を説明

TortoiseGitを使用したGitの基本操作実習

 実習は「サルでもわかるGit入門 ~バージョン管理システムを使いこなそう~」の入門編に沿って行った。
・TortoiseGitのインストール
・Gitサーバに記録されたソフトウェアプロジェクト(ソースファイル一式)をまるごとパソコンのディクスに複製をつくるクローン
・変更を記録していく主流から分岐させて変更を記録するためのブランチの作成
・パソコンのディスクに変更を保存するコミットとコミットした結果をGitサーバに反映するプッシュ
・Gitサーバに記録された変更をパソコンのディクスに反映するプル
(バタバタしてしまったこともありマージまではできなかった)

反省点

・同じファイルの同じ箇所を修正してもらったのでコンフリクトが起きてしまった
・初めての人にはリポジトリやブランチの概念が難しかったようだ
・伝えたいことがたくさんあったが、ひととおりやるだけで精一杯だった(時間内にほぼひととおりできたので及第点だと思う)

今後の予定

・4月はなし、5月に行うかもしれないが内容は未定
・候補
 Wikiの書き方
 より実践的な内容にする
 プロジェクト管理を学べるボードゲーム「プロジェクトテーマパーク」の体験会

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