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How about celebrating International Jazz Day 2024 with Red Garland’s “Groovy”?

今日は、インターナショナル・ジャズ・デイだそうですね。ハービー・ハンコックが始めたものだとか・・・。ハービー・ハンコックはライヴ・アンダー・ザ・スカイで観戦したことはあるのですが、レコードは今在庫がありません。

そこで、ジャズといえば、この一枚というのを選んでみました。
ジャズ好きの皆さんは、ジャズと聴いた瞬間に取り出せる1枚があるのではないかと思います。ジャズのレコードは無数にありますので、その中の1枚を「これがジャズだ!」と出すのは一見難しそうに見えますが、私の場合は、ほぼ躊躇なくこれです。

レッド・ガーランドのグルービー。レッド・ガーランド(p)、ポール・チェンバース(b)、アーサー・テイラー(dr)のトリオです。1956年と1957年のプレスティッジ・レコードへの録音。

壁にチョークか石かで落書きされたGroovyの大書きジャケットは有名すぎますね。

初めて、これを聴いたのは、JBLのパラゴンがあるジャズ喫茶でした。当時、高松市に住んでいまして、三越の裏通りに「ミス・フー」というジャズ喫茶がありました。ジャズはほとんど聴いたことがない時期でしたが、パラゴンがあるというので、見てみようということで友達に誘われて行ってみたのです。常連の人たちが座っているカウンターと、2人がけのテーブルが4つほどしかない小さなお店でした。「ミス・フー」という名前は、多分、アート・ペッパーのトゥデイの1曲目から取った名前だと思います。地味ジャケですが、急速調のなかなかテクニカルな演奏です。

このお店は、スイング・ジャーナルのゴールド・ディスク系のアルバムをよくかけていました。レッド・ガーランドのブロック・コードと鍵盤の上をコロコロと転がるような軽快なシングルトーンのピアノもさることながら、パラゴンから流れてくるC・ジャム・ブルースのよく動くベースとウイル・ユー・スティル・ビー・マインのアルコが体の芯に響きまして、このアルバムで、ジャズが自然に体と頭に刷り込まれたような気がしました。

鉄板のマスターピースです。
ちなみに、キース・エマーソンも#9で一瞬C・ジャム・ブルースを引用していますので、プログレな人たちにも刺さるかも!

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