パミモミ体験プログラム
先日、パーマカルチャーを学ぶために、パミモミ体験プログラムに参加してきました。今回のプログラムで、パーマカルチャーを実際に体験し、よりパーマカルチャーが好きになりました。
この記事では、私が実際に見て体験したこと等をシェアし、より多くの人にパーマカルチャーの魅力が伝わればよいなと思っています。
パーマカルチャーセンター上籾(パミモミ)について
持続可能な技術・知恵・コミュニティを実践できるパーマカルチャーセンター教育の場である。自然農の野菜作り、不耕起の米作りパーマカルチャーデザイン等のワークショップを通年行っている。
パミモミ体験プログラムについて
パーマカルチャーセンター上籾に2泊3日滞在し、農業、建築等を住み込み研修生と一緒に体験。パーマカルチャーを取り入れたライフスタイルや里山暮らしを実体験し、学ぶもの。
場所 岡山県久米南町上籾。主に南向きの傾斜、棚田、段々畑、果樹園、針葉樹林等がある。周りにほとんど民家はなく、いわゆるド田舎。母屋から上の写真の様な谷を望める素晴らしい立地。
体験した内容は、3つの項目(建築、生活、田畑)に分けご紹介します。
建築その1
森の中にあるツリーハウス
ツリーハウス入口
建築その2
芝屋根
芝屋根可愛いですよね。芝屋根は見た目の美しさだけでなく、断熱効果が期待できる優れものです。
藁断熱の壁
ワラは、農業に使ったり、神社のしめ縄として使ったり、本当に沢山の用途がありますが、断熱材としても使えるのです。
生活
母屋に併設された屋外キッチン
絶景を眺めながらの料理や食事は最高でした。
丸太椅子のコミュニティスペース。焚き火が出来る。
廃材を利用したロケットストーブ
自然素材で作ったピザ窯
インスタントガーデン
キッチンの近くに設置することで、フレッシュな野菜をいつでも味わうことができます。個人的にインスタントガーデンの木枠がお洒落で気に入りました。
コンポストトイレ
トイレのものとおがくずを混ぜて、最終的に堆肥にします。
コンポストコーナー
2つ入れる場所があり、1つがいっぱいになれば、入れる場所を交代。出来た堆肥は果樹園等に使うそうです。
速乾の干場
野菜や野草等を乾燥させたい場合に使う。黒い板を貼ることで、より多くの太陽光を集め、早く乾く。これはわりと簡単に作れそう。
乾燥させたドクダミ等の野草たち
お茶にして飲むようです。
田畑
田車を利用した草取り作業(不耕起水田)
フォークを利用し、土を耕す。
このあと、さつまいもとバジルを混植で植えました。
じゃがいもを収穫
フードフォレスト(食べられる森)
傾斜に果樹を植え、効率よく太陽光を集め、より多くの酸素をつくり出す。植樹位置は、最終的な木の高さを考えてデザインする。
パミモミ体験プログラムで印象的だったこと
朝に、研修生で行うチェックインと呼ばれるミーティング。
チェックインでは、その日の作業内容を話すのですが、その前に、参加者が一言ずつ、今の気持ちや嘆き等話したい事を話す時間が設けられていました。 この時間はお互いの気持ちを知れる機会、円滑なコミュニケーションの形成にはとても良いなと思いました。
体験した感想
泊りがけでしか分からないパーマカルチャーの良さが沢山知れてよかったです。また今まで本等で学んだパーマカルチャーの要素を実際に見たり体験したことによって、より自分のやりたいことが明確になり良かったし、素敵な人との出会いもあり大変有意義な時間を過ごすことが出来ました。
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