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基礎の節約術(1)

 こんにちは。あらかるとです。
 世の中には、いろんな人がいます。
 その中にこんな人はいませんか。会社であまりいい思いをしていない。人間関係があまり良くなく、土日に外食などで散財して、ストレスを解消する。おかげでお金は一文も残らない。
 あるいはこんな人はいませんか。あまり収入がなくて、貯金しようと思っても、普通の生活をすると、ちょうどかつかつになってしまう。
 普通に暮らしたいだけなのに、なんで……。
 それは、可哀そう。でも、もう少し頑張ってみませんか。
 ちょっと考えてみましょう。なぜ、お金が貯められないのか。
 もしかして、お金を貯めることに、意味を見いだせていないのではありませんか。ただお金をためているだけだと、やる気は発散して、貯金できなくなってしまいます。
 お金があるということは、何か意味があるはずです。
 いろいろあるでしょうが、そこにはとても大事なものがあります。
 それは、「自由」です。
 先ほどの浮かないサラリーマンさんの例を考えましょう。お金を我慢して貯めて、一定時間の生活ができるほどの貯金ができたとします。するとどういうことが起きるでしょうか。
 お金があるから仕事をやめても平気になります。転職先を見つけて働けば、嫌な人間関係ともおさらばできるかもしれません。そこまで大胆な行動をとらなくても、上司に「やめてもいいんですよ?私」といつでも言うことができる特典が付きます。生活に余裕ができるのです。
 また、低収入の労働者さんはどうでしょうか。少しけがをしてしまうなど、心配なことがあっても、お金があればほっと一安心です。
 我々の持つ不安は、お金で解決できるときがあります。それによって、安心し、精神も安定するのです。これはとても重要なことです。私もお金がない時は非常に怒りっぽかったですが、今はちゃんと貯金して、そうすると不思議にも調子も安定しました。お金を貯めることで人生が幸せに包まれた感じになります。
 とりあえず、100万円貯めてみませんか。きっと気分もよろしくなると思いますよ。
 大丈夫。節約はコツさえわかれば楽しいですよ。

(次の回から本題に入ります。)
 


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