先日、誘われて久々に鉄道旅行を楽しんだ。
団体列車での伊豆高原からの帰り、車窓には夕暮れの東海道。

子供の頃、夏休みの家族旅行と言えば伊豆だった。
宇佐美海岸で海水浴をしてから父が勤める会社の保養所に泊まるのが定番コース。
我が家はもっぱら車だったが、帰り道、夕暮れに染まる海を眺めながら楽しかった旅行が終わってしまう寂しさを子供ながらに感じていた。

そんな事を思い出しながら列車に揺られ一路我が家へ。

気がつけば自分が親になり、あの時サザンを聴きながらハンドルを握っていた厳しい父は孫に甘いおじいちゃんに。

時が進む中で変わらない風景を見つけた時こそ、世代の移り変わりを感じる今日この頃。