サラリーマンとライカの日記
この前、なんとなくフィルムカメラを探しに銀座のカメラ屋を何軒か覗きに行きました。 大通りに面した老舗に入った時、目の前のショーケースのM3達に目を惹かれました。 もちろん、その時は買うつもりはなくただなんとなく腕を組んでジーッと見ていました。すると、ベテランの店員さんが「触ってみる?」と、一台見繕って出してくれました。 それが、我が家のM3との出会いでした。 カウンターの前に案内されるや否や、ベテラン店員さんの怒涛の解説が始まりました。最初は話半分(失礼)だった
家のベランダ(気取ってバルコニーなどと言えるようなシロモノではない)の目の前には桜がある。 個人的にペンタックスで緑と花を撮るとピカイチだと思っているが、間違っていなかった模様。 Lightroomで少しシャドウを持ち上げる程度でこの自然な描写! んー、またペンタックスに惚れ込んだ春だった。
3ヶ月の修行期間の終わり、修行先の先輩方に誘われて初島日帰り旅へ。 行きの電車で呑んだくれてずーっと飲みながらフラフラして、帰路へ。 帰りのフェリーから海を眺めていたら、辛かった思い出が少し「まぁ楽しかったのかなぁ」と消化され。 海は広いんだよな〜。 私も自由に羽ばたいてみたい今日この頃。
ルービ?あぁ、右読みか…笑 手の込んだ彫り込みの文字にしばし釘付け。
富山地方鉄道の立山駅。 改札まで時間があったので先の踏切まで散歩。 草と枕木の油の匂いが良い感じでした。
手放すかどうか悩んでいたQ2、結局手放しました。 豊かな階調表現とAFで使えるズミルックスがとても良かったのですが、ちょっとばかしAFが頼りなかったのと、どこか物足りなさを感じていたのもまた事実。 一年間、北は北海道から標高3,000mの高地まで色々行きました。 今まで爆速AFや連写性能ばかりを気にしていた私に、じっくり写真を楽しむことを教えてくれました。 またデジタルでライカを楽しみたくなったら、今度はMですかね。ただやはり、確実にいつか置き物になってしまう(=一生モノで
静かに照らされる台所を見ていると、人の暖かさのようなものを感じる。
キタムラからの帰りぶらぶら歩いていると、ゴミネットがフワッと。 少しずつ春の気配を感じる風でした。
西日にギラリと光る貨物列車。 どこか誇らしげな感情を感じる瞬間。 一路、目的地へ向けて走ります。
部屋を何周したか分からないメルクリンの蒸気機関車。 1/87の模型ですが、足周りのテカリ具合はベテランそのものです。 Q2はしっかり表現してくれました。
上野駅を発車する新幹線。 ここ10年ぐらいで見た目もどんどん未来的になり、より速く、より遠くへお客さんを乗せて走る。 好きな列車を軒並み廃止に追い込んだ北海道新幹線は最初は嫌いだったが、最近では函館ぐらいだったら新幹線を利用している。 こうして多くの人の日常に溶け込んでゆくのだった。
真冬の雪深いローカル線のとある駅。 私以外誰も居ないトンネル内の駅は全てが無機質で寂しかった。 そんな中で唯一、「誰か」の痕跡を感じられたのがベンチのテカリ。 沢山の人が座ったからこそのそれに、なぜだか少しホッとして、何かを少し期待して座ってみたけど、冬の寒さも加わって凍てついたベンチに思わず声が出る。 列車まであと20分。 もうしばらくウロウロしてようと思い、ベンチを立った。
私事だが、今月から期間限定で他部署に異動している。 仕事内容は極めて神経を使うもので、日々なんとか喰らい付いている状況。 となると、もちろん心身共に疲弊していく訳であり、とある休日、ふと思い立って、ペンタックスはK-3 MarkⅢを携えて冬の会津西街道へ赴いた。 人間、疲れるとなぜ雪景色を見たくなるのだろうか。 少なくとも私はそうである。 鬼怒川温泉を過ぎた辺りから急に雪が積もりだし、程なくして吹雪になった。 湯西川温泉駅で下車し、上にある道の駅(鉄道の駅はトンネルの中!
休日の午後、「ALWAYS 三丁目の夕日」を観た。 親になってから観るとまた違った感情を抱き、作品に散りばめられた様々な時代背景に想いを馳せた。 観終わってから洗濯物を取り込みにベランダへ出ると、ちょうど夕日の時間。 うちも三丁目。 「これも三丁目の夕日だなぁ」と、洗濯物もそこそこにシャッターを切った。
アルペンルートを長野側から入ると、関電バスの後にケーブルカーに乗る。 製造は昭和44年。西暦で言えば1969年。 東京オリンピックの5年後からずーっと、立山の奥深くに貫かれた急勾配のトンネルを登ったり降りたりして多くの人を乗せてきた。 私が大学から登山を始めたキッカケは、祖父だ。 常々「お前さん山でもやればいい」と、言われていたので何も悩まずにワンゲル部の門を叩き、かけがえのない4年間を過ごした。 そんな祖父も一昨年他界。 「おじいちゃんもこれに何度も乗ったんだろうなぁ
なんてタイトルを思いついたので付けてみました。 街灯の下で照らされる真っ赤なバスに夜の東京を楽しむ観光客が沢山載っていました。