"キューイング" をこんな視点で考えてみた。
External Cueing vs Internal Cueing
運動学習の観点で、
「指導中のキューイング(声かけ)」を考えると、
Internal Cueing < External Cueing
の関係で、
External Cueingの方がより動作の学習を促進する。
ということが、今では当たり前のように言われてきています。
これはさまざまな研究や有名な書籍でも紹介されている話ですので、既に知っている方も多いことでしょう。
念のため復習ですが、それぞれには、こんな意味になります。
◆ Internal Cueing
カラダの内側にフォーカスさせるような声かけ
例:スクワットの際に「膝を外に開いて!」
◆ External Cueing
カラダの外側にフォーカスさせるような声かけ
例:ジャンプの際に「天井に頭を突きつけて!」
では、なぜ後者のExternal Cueingの方が動作学習が促されるのでしょうか?
今回は、普段とは少し違ったメガネをかけて、覗いてみましょう。
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