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アンチナタリズムと「有」の思想

人間はそもそも「無から生まれたもの」であり、人間が生まれなかった宇宙とは不可能なものである。アンチナタリズムとは、トロッコ問題と類似しており、ジレンマを抱えている。要するに、人間や知的生命体が永遠に生まれない宇宙を作り出す為に、子供を産み、研究をさせて、自分は子の責任を負う(トロッコのレールのレバーを引く)か、子供を作らずに、不幸を最小限に抑える(トロッコのレールのレバーを引かない)の問題を抱えている。いくら人間が滅んだところで結局、人間は無から誕生してしまうのだ。 ナタリ

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