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2023年10月、パートナーCFO養成塾特典講義を開催しました

パートナーCFO養成塾第6期 特典講義を東京リアルクラスとオンラインクラス合同で2023/10/7に開催しました!

※パートナーCFO養成塾の紹介ページはこちら


養成塾特典講義の概要

【P-CFO養成塾第6期 特典】
日時:東京リアルクラス/オンラインクラス同日
   2023/10/7 1500-1800
内容:特典「パートナーCFOの知識・スキルを知る⑥新規事業」
講師:高森厚太郎氏(日本パートナーCFO協会 代表理事)

特典の講義内容


特典講義は「パートナーCFOの知識・スキルを知る⑥新規事業」
パートナーCFOに期待される仕事のうち、クライアント(特にIPO前後)の関心事悩み事であり外部専門家としてバリューを発揮しやすい、新規事業について、事例ワークショップを通じて理解を深めます。
新規事業は、CFOとしては若干縁遠い業務ですが、ベンチャーには必ずつきまとう課題です。しかも、フルタイムCFOだと経営メンバーの仕事としてお鉢が回ってくることもあり得ます。
新規事業には、センス、ロジック、粘り強さ、柔軟性etc、総合的なスキルとマインドが必要大変だからこそ、プロセスをガイドし、メンタリングするプロが必要です。そうした背景を踏まえ、新規事業企画のプロセスをガイドし、メンタリングをしていく観点から、特典講義として「新規事業」を取り上げています。

また、クライアント企業の事業は経営者が立ち上げた「新規事業」です。そのため、新規事業について理解を深めることは、IPO前後や創業時の支援のみならず、創業者理解としても役に立つ分野です。

■特典 事前動画「6 新規事業」

事前動画では、高森講師が経験したEラーニングやインターネット動画配信事業、音楽流通ベンチャーなどでの事例から、新規事業立ち上げの背景や直面した課題と共に、「新規事業に関して押さえておくべき傾向や注意するポイント」が紹介されていきます。リアルな事例でイメージを膨らませて新規事業に関する講義へと進みます。
講義では、新規事業3つのフェーズに分けてP-CFOの支援スコープを整理するところから始まり、本題である「新規事業探索(イノベーション)」と「(事業計画の前提になる)ビジネスモデルの作り方」の解説が続きます。

■特典 当日の講義

講義当日は、事前動画の振り返りからスタート。特に重要なポイントを確認し、グループごとに実際に新規事業を考えるワークショップを体験します。
今回は養成塾第6期では初めて合同クラスとして開催。当日は東京リアルクラス、オンラインクラスの両方から受講生が集まりました。

ワークショップでは4~5名のグループに分かれ、個人ワークとグループワークを組み合わせて行います。事業アイデアの考え方グループでの意見の揉み方から、実際に1つのアイデアを選び事業プランを考えるところまで、高森講師のレクチャーを受けつつ進んでいきました。

今回のワークは、P-CFO養成塾の講義と比べて自由度が高く、ワークショップの発表にも熱がこもります。「睡眠」などの身近な課題に対して、多角的なソリューションの視点で練られたビジネスプランなど、ユニークなビジネスアイデアが出来上がっており、わずかな時間で密度の濃い議論がなされていた様子が伺えました。

今回参加したメンバーの新規事業に関する経験値は人それぞれ。経験ゼロの方から、会社員として経験したことがある人まで、実際の経験や、未経験だからこその視点を共有しながら、ワークは進められました。
「実際にパートナーCFOとして新規事業に関して相談されるのは、どんな時か具体的にどんな準備をして臨めばよいのか?」「パートナーCFOとしては、新規事業についてどのようにアプローチしていくのか?」という質問もあり、高森講師からは新規事業に関する悩みはその段階によって異なることや、各段階に応じて効果的な関わり方の例を示されました。

受講生の声

今回の振り返りは、 

フレームワークに沿ってアイデア出しをすれば、短時間でも意見が出るものだと実感した。まだ出会って日が浅い人同士でも十分に活用できると感じた。新規事業に対する苦手意識がなくなりそう

 「ワークを通してリーンキャンバスを活用することで、短時間で事業アイデアができあがる”ことが実感できました。自社か他社か、既存事業か新規事業かを問わず戦略・オペレーション・収益の3つの観点で考えて、必要に応じてフレームワークを取り入れていきたいと思います」

 「クライアントから新規事業の相談を受けた際に、話を聴くだけではなく、フォーマットを使って整理することにより過不足が明らかになるように感じました。また、新規事業の相談が可能になることによって、クライアントとの接点が増すように感じました」

 「新規事業の支援自体をメインの仕事にするというよりは、P-CFOとしての伴走支援の中で、新規事業開発のワークショップをやるなど、事業継続、成長のための刺激の一つとして活用していきたい」

 「今回のワークショップでの体験を経て、自分は起業家ではないから“新規事業は苦手”と諦めるのではなく、これからはディスカッションパートナーやファシリテーターとしての新規事業や事業創出に関わってみたいと感じた」

 「例えばクライアントが少人数のベンチャー企業であればはじめに新しく立上げる事業そのものが新規事業という見方ができるので、ビジネスモデルキャンバス(BMC)、バリュープロポジションキャンバス、リーンキャンバスなどを利用してはじめに新しく立上げる事業そのものを可視化したいです。8マトリックスの1項目として記載する以上、いつでもディスカッションできるように準備しておく必要があると考えています」

 と、「新規事業」そのものへの理解の深まりと、「P-CFOとして新規事業にどう関わっていきたいか」という観点でのコメントが届きました。

 また、今回はリアル・オンライン合同クラスだったこともあり、

「オンライン組は普段平日夜なので皆さん仕事上がりだと思われるが、初めて週末でご一緒して、心なしか皆さんリラックスしているように感じました」
「講義後の懇親会も大変有意義でした」

といった感想もお寄せいただき、メンバー同士の交流になった様子が伺えました。

さいごに

さて、次回はDay5本編その4、「パートナーCFOの知識・スキルを知る(3 組織マネジメント、5 採用)」となります。「組織」や「人」にフォーカスを当てる内容をお届けします。どうぞお楽しみに!

エア懇親会も開催。初対面のメンバーともすぐに打ち解け、キャリアの共通点やP-CFO活動の始め方を学び合う時間に

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