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予定は未定なバギオ旅行 - フィリピン留学11日目

こんにちは。p_culturephiliaです。予定を立てることは好きではありません。フィリピンデザイン留学の日記を書いています。

私のいる学校、CNE1は土日祝日が休みになります。次の月曜日は「英雄の日」という祝日で三連休、ということで旅行に来ています。

旅行先は、高原都市バギオ世界遺産ビガン。どちらもルソン島の北の方にあります。もう一つの世界遺産パオアイにも行きたいけど時間があるかどうか…?というところです。

土曜日は学校→バギオでバギオ観光&宿泊、日曜日はバギオ→ビガンでビガン観光&宿泊、月曜日は時間が許せばビガン→パオアイで観光からの帰路という旅程です。手段はもちろん全てバス。夜行バスは日本ですらも苦手なので、明るいうちに観光と移動を済ませるというスケジュールです。毎度おなじみ日本での例えで言うとマニラは東京、学校は栃木、バギオは仙台、ビガンは盛岡、パオアイは十和田かな(適当)。

バギオは標高1,500mの山岳部にある都市で、ルソン島北部では最大。涼しい気候のために暑い時期には首都機能が移転してくるらしく、「フィリピンの軽井沢」とも言われているらしい。語学学校もあるため韓国人や日本人もいます。
学校からバギオは3時間〜4時間ということで、渋滞があるので朝行くのがおすすめらしい。先生には「6時ごろに出るのがいいよ」と言われました。

そして今日土曜日、起きたのはなんと昼の12時半。朝ごはんどころか昼ごはんもギリギリです(結局食べなかった)。朝から観光する予定だったのに眠くて布団から出られないのは日本とも一緒です。相変わらずだ。
まあもちろん何度も目が覚めてはいるんですけどね、気力が足りない。結構強めの雨の音が聞こえていてあまり気乗りしなかったというのもある。

食べたのはカップ麺。日清の焼きそば。昨日のパーティードタキャンも含めて、やってることが日本と変わらない。

フィリピンの焼きそばは湯切り穴を自分で開ける必要がある。あと日本のようにカップが大きくないので湯切りのときの蒸気やお湯が手に当たりやすくてめちゃくちゃ熱い。

ちなみに昨日の夜もパーティーの楽しそうな声が聞こえるなか、口寂しかったのでカップ麺を食べてました。二食連続カップ麺。

フルーツジュースがうまい。フォークでラーメン食べるの慣れない。

私はまあいろいろ事情があってただ一泊するだけでも結構荷物が多くなってしまうタイプなのですが、持ってきたリュックはあまり量が入らない。完全防水で布も強くて安全でめちゃくちゃいいけどそこだけ玉に瑕。ということで100均で買った巾着を背負うことにしました。そしてちびサコッシュ。あとバスは寒いのでカーディガン。見た目がダサすぎる

着ているシャツは昨日買ったドカラフルなそれです。

てなわけで準備をして学校を出たのが13時半。遅い。日本での予定と変わらん(7月に熱海旅行したときは14時ごろに寮を出てその日は移動するだけで終わった)。

なかなかバギオ行きのバスが来ず、無事バスに乗れたのは14時を回ってからでした。

結構混んでる。一番うしろ。Student?と聞かれたので多分少し安くなり152ペソ。

バスでは事前にダウンロードしておいたかもめ食堂を観ました。小林聡美、片桐はいり、もたいまさこの三銃士感がすごい。こういう雰囲気の映画がかなり好き。フィリピンもいいけどフィンランドも行きてえなあ(北欧に行きたい行きたい言ってる人は結局行かないという話を聞いたことがある)。

雨が強く降っているということもありちょこちょこ渋滞に見舞われつつバギオに向かう山道に入りました。本当に箱根や日光のような山道で、一体どんな街につくのだろうと少し不安に。

14時に出たということでまあ17時半くらいにはつけばいいなという感じで、ちょっと観光もできるかなと思っていました。本当はバギオ郊外にあるBenCabMuseumという現代美術の美術館に行きたかったのですが、それは時間がなさそう。

しかしバギオに近づくにつれて、渋滞が激化。Googleマップには交通状況という機能がありますが、この通り。血液ドロドロの色ですね。

雨もそうですが、他の道路が通行止めになっていたのもある。というかこんなところでも交通状況出るのGoogleすごい。

渋滞、噂には聞いていましたがここまでとは…という感じ。まあ一番遅れているのは私の出発時刻なので文句は言えない。

うとうとしつつノロノロのバスに揺られ続け1時間半、19時ごろにやっとバギオに到着。5時間かかりましたね。もう真っ暗だ。観光できそうにない。まあでもちゃんと着いてよかった。

雨も相変わらず降ってるしめちゃくちゃ寒い。がたがた震える。気温は18度。日本の今の気候からは考えられないな…。

そして行ったのはやっぱりSM。バギオのSMはかなり大きく、地下含めて5階くらいあります。土曜日なので人も多い。

OWNDAYS、THE BODY SHOP、crocs。この3つの並びは日本のショッピングモールでもありそう。

ショッピングモールはどこも一緒ですね。

なんでここに来たかと言うと、日本料理を食べるため。

先生が教えてくれたのですが、フィリピンにはTOKYO TOKYOという日本料理ファストフードがあります。最寄りのSMにはないのでバギオに来たときに食べようと考えていました。
BENTOという名前で箱に入った天ぷら御膳があったり、ラーメンがあったりします。寿司はない。どんなもんなのかと来店。店員さんが「イラッシャイマセー」と言ってくれます。私は英語をしゃべる。
BEEF WAGYU RICE BOWLをチョイス。牛丼ですね。飲み物込みで200ペソと割と高め。飲み物の種類聞かれなかったけどどんな飲み物が来るんだ…?

なるほど…?値段の割に量が少ない。食べてみるとまあふつうに美味しいですが、日本料理と言うよりなんかビビンバを食べてるような気分でした。肉の味もプルコギ的だったし。
それより謎の飲み物が謎なままでした。イメージとしては、グレープジュース+烏龍茶+ガムシロップたくさん。フィリピン人の考える日本の飲み物はこれなのか…? 口当たりだけは烏龍茶の軽さがありますが、その後はとにかく甘い。あ、もしかしたら甘茶と近いかもしれない。ええ、ファーストフードで甘茶がデフォルトで出ることある…?まじ…?

シナモンデニッシュがでかすぎて遠近法が死んでる。

あまりお腹が満たされなかったのでスタバで一服することに。スタバも最寄りのSMにはありません。私は母がスタバで働いているということもある結構スタバ好き。入ったタイミングのコーヒーの香りが最高ですね。

キャラメルマキアートのトールとシナモンデニッシュを注文。やはりスタバの店員さんは優しいですね。英語聞き取りやすかった。

味は安定のキャラメルマキアート。さすがスタバ。シナモンデニッシュも美味しい。量が多くて無事お腹いっぱいになりました。

あとイヤホンのイヤーピースを失くしてしまった。最近外れやすかったのですが、イヤホンをポケットに入れて歩いているうちにいつの間に外れてどこかに言ってしまった模様。ちなみにイヤホンはそれなりにこだわりがあって、2万くらいの完全ワイヤレスイヤホンを使っていて、イヤーピースも別のものに付け替えています。
もちろん日本には替えのイヤーピースが山ほどありますが、あいにくフィリピンには持ってきていない。ということで家電屋でイヤホンを購入、イヤーピースを付け替えました。
最初は別のワイヤレスイヤホンを買うつもりで店員にも話しかけたのですが、そういえばイヤーピースを付け替えればいいということに気づいたので一度動作テストまでしてくれたのに別のを買うことに。優しい店員さんありがとう。

700ペソ。まあ高いといえば高いけどイヤホンないと死んじゃうので仕方ないね。ちなみに世界のオーディオテクニカですが、本社は東京都町田市。私の出身地も東京都町田市。

そしてホテルに向かって歩きだします。バギオは日本と同じくらい治安が良いらしく、まあ少し怖さはありましたが渋滞でタクシーも動かなそうなので徒歩で向かうことに。一番の目抜き通り、セッションロードを通っていきます。

坂道にずーっと商店やアーケードが並んでいる感じとてもいいですね。軽井沢行ったことないけど、軽井沢より多分都会だと思う。

観光スポットらしいバーナムパーク(バンハムパーク)を通過。夜に一人で公園歩いてるの危なすぎないか?と思ったけど幸運なことに何もなく、SMから15分くらい歩いてホテルに到着。明日もバスターミナルがSM近くなので歩いていこうかな。

ホテルの外観は撮り忘れましたが、めちゃくちゃ新しい。部屋も広い。きれい。テレビのチャンネルも100くらいある。
ただカウンターの女性の英語がぜんぜん聞き取れなくてワロタ…ドリンキングウォーターがなんちゃらって言ってたけど部屋にないし(水道水飲めるのか?)、朝食の時間も聞き取れなかった。あとWi-Fiが結構遅い。というかバスのWi-Fiも使い物にならないし多分学校のWi-Fiがフィリピン基準で考えると爆速なんだろうな… 。

ということで、大した観光もしてないのに写真もたくさんで長くなってしまいました。バギオ観光できなかったけど、まあそもそも今回の旅行のメイン目的地はビガンなので、バギオは中継地みたいなもん。明日の朝少し観光します。なんならまた週末にバギオくらいなら来れるしな。

ということで明日はもっと写真が増えます。読んでくれた方はありがとうございました。



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