日記を「書きたい」という感情がある日って嬉しい。残しておきたいという気持ちがあることが嬉しい。写真に残したいと思う毎日がいい。誰かに伝えたいという気持ちを大切にしたい。

というのは、さっきふと帰り道、Uberに乗っていて思った。

ベトナムに来て、UberやGrabなどの配車アプリをよく使う。現在地をセットして、行きたい場所を入力したら3分ほどで迎えが来る。とんでもなく便利で、日本に一時帰国した時電車に乗るのがかなり億劫になってしまうナマケモノになった原因でもある。私は毎朝、通勤でUberを利用している。

勝手に私がワクワクしてるのは、今日はどんな人が来るかなってこと。

ほとんど毎日乗っているから、これまで何百人ものUberのおじさんと出会ってきた。（笑）

大抵毎回、「日本人？」「ベトナムで何してるの？」「日本のどこ出身なの？」「日本が好きだよ〜」「お寿司！天ぷら！」というような感じで話しかけられる。

今朝乗ったおじさんは、ベトナム語がわからないという私にも永遠とベトナム語で弾丸トークをかますハッピーおじさんだった。さっき乗ったUberの運転手さんは、「ERIKAって、ヨーロピアンかと思って来たら日本人だった。ふふっ」という一言から始まった。（アプリには、名前が表示される。）彼は、UberとGrabを掛け持ちして働いていて、普段は技術者の仕事をしているらしい。走る速度が遅くなったなあと思ったら、「君の名は」知ってる？と、突然携帯でRADWIMPSの曲を流し始めた。「その映画、好きなの？」と聞くと、「見たことない」と言っていた。

年を聞いたら同い年で、なんか嬉しいなあ、と思っていたら、降りる時に「君は僕の初めての日本人のお客さんだった！アリガトウ〜」と言ってくれた。

なんか私も嬉しくなって最後に記念撮影をして、お別れをした。

「残したい出会い」になったことが嬉しかった。

私は家に帰ったら、noteに書こうと思った。

「書きたい」と思う出来事がある日が、誰かに伝えたいなあと思う嬉しいことが、毎日あったら素敵だなあと思った。